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最新デジカメ・機器の祭典「CP+2010」リコー、年内発売の「GXR」レンズユニットを初披露

ニュース

2010/03/12 16:54

 カメラ・写真映像機器の総合展示会「CP+2010」。リコーは、レンズ・撮像素子・画像処理エンジンを一体化した独自のユニット交換式のデジタルカメラ「GXR」に力を入れている。今年の夏と冬に発売する予定のユニット2機種を国内で初めて展示するなど、活況を呈している。

カメラユニット交換式デジタルカメラ「GXR」

 壁一面の大きな写真が目を引くリコーのブースでは、すでに発売しているカメラユニット交換式デジタルカメラ「GXR」、コンパクトデジタルカメラ「GR」「CX3」の3モデルを展示。いずれも実機を手に取ってじっくり操作できよう、ゆったりとしたスペースに複数台を置いている。

リコーのブース

 「GXR」のコーナーは、実機の空きを待つ人が出るほどの人気ぶり。訪れるユーザーはほとんどが男性、それも上級者と思われる人たちが中心だ。スタッフによると「平日ということもあり、団塊の世代が多い」という。

「GXR」のコーナーは人が絶えない

「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」を装着したGXR

 「GXR」は、2月23日に発表したばかりの開発中のレンズユニットを、日本で初めて披露した。ただし、こちらは展示のみで、実際にボディに装着して試すことはできない。

開発中のカメラユニット2機種(左から「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」、「GR LENS A12 28mm F2.5」)

 ユニットの新製品は、裏面照射型CMOSセンサーを搭載した「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC(仮称)」を夏に投入。そして冬には、23.6×15.7mm(APS-Cサイズ)のCMOSセンサーを内蔵する単焦点の「GR LENS A12 28mm F2.5(仮称)」を発売する予定。

「GR」のコーナー

 「GXR」「GR」「CX3」のコーナーは、いずれも実機で試し撮りができるよう、展示前方に小物が置かれている。スタッフに説明を受けながら、撮影を楽しむ来場者が多く見られた。