東芝の液晶テレビ、Cellレグザが話題となっている。私は、「デジタル時代ならではのもの作り」を提案したことがその本質だと思う。Cellレグザは、もの凄く高機能・高性能なテレビだ。

CELLレグザ 55X1

 しかし、Cellレグザで本当に刮目すべきは製品化の狙いである。東芝の企画担当者はこう明言した。「テレビは急速にコモディティしているが、われわれはそんな流れに逆行する、夢のあるテレビを作りたかった」。

 テレビの価格が下がり、機能的にも大差ないという時代になりつつある。だからこそ、テレビにもう一度夢を与え、ワクワクさせる画質、音質、操作性を仕込むというのだ。今後のテレビは「コモディティ化ではなく、それ自体のものの魅力を持ち、圧倒的なクオリティとメディア性、操作感覚を持つディスプレイ」に向かうべき──というテーゼを満天下に示した。さらにそれを実現する決め手として、マンモスプロセッサーのCellの力を最大限に発揮させたことも画期的だ。

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本記事は、週刊BCN 2009年12月7日付 Vol.1312より一部抜粋したものです。全文は、ITビジネス業界紙「週刊BCN」または、ITビジネス情報サイト「BCN Bizline」でご覧ください。