カシオ、1410万画素で静止画も動画も撮影できる「EXILIM」3機種

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2010/02/10 17:20

 カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」で、光学10倍ズームレンズ、モニタに46万画素の3型クリア液晶を搭載した「EX-H15」、光学5倍ズームレンズ、46万画素の3型クリア液晶の「EX-Z2000」、光学4倍ズームレンズと2.7型液晶の「EX-Z550」を、2月26日から順次発売する。価格はすべてオープン。

 センサーは3機種ともに1410万画素CCD。新開発の画像処理回路「EXILIMエンジン5.0」を使ったフルオート機能「プレミアムオート」や、動く被写体を撮影して切り抜き、別の静止画に合成できる「ダイナミックフォト」を搭載する。

EXILIM EX-H15

 「EX-H15」は、35mmフィルム換算で焦点距離が24-240mmのズームレンズを搭載。オートフォーカスは、シリーズ最速の約0.17秒でピント合わせができ、CCDシフト方式の手ブレ補正を備える。1280×720画素のハイビジョン(HD)動画の撮影ができる。バッテリは1回の充電で1000枚の撮影が可能。実勢価格は4万円前後の見込み。

EXILIM EX-Z2000

 「EX-Z2000」は厚さ19.8mmで、幅100.5×高さ58.5と小型・薄型のボディが特徴。手になじむフォルムで操作性を高めると同時に、手に持った時に美しく見えるデザインに仕上げた。ズームレンズの焦点距離は35mmフィルム換算で26-130mmで、オートフォーカスの合焦スピードは約0.22秒。CCDシフト方式の手ブレ補正を備える。HD動画も撮影できる。バッテリは1回の充電で580枚の撮影が可能。実勢価格は3万7000円前後の見込み。

EXILIM EX-Z550

 「EX-Z550」は、35mmフィルム換算で26-104mmのズームレンズ、CCDシフト方式の手ブレ補正やHD動画撮影機能を備える。サイズは幅99.5×高さ55.4×厚さ22.4mm。メモリカード、バッテリを含む重さは137g。実勢価格は3万円前後の見込み。