日本エイサー(ボブ・セン社長)は、1月27日、東京都内で記者会見を開き、2010年の経営戦略を発表した。モバイルノートPCの強化を図ることで、2010年の国内PC市場でシェア7%獲得を目指す。また、2010年後半には日本市場にスマートフォンを投入することも明らかにし、ノートPCを含めたモバイル端末の販売強化を図る方針を示した。

 日本エイサーは09年、ネットブック「Aspire one」シリーズで勢いをつけ、世界全体のPC市場では「デルを抜いて2位を獲得」(瀬戸和信・マーケティングコミュニケーション課マネージャー)。日本市場では「6%を獲得」(同)し、「ソニーのシェアに迫る」(ボブ・セン社長)など、国内メーカーが上位を占めるなかで躍進した。 

今年後半に日本市場にスマートフォンを投入

 今後の成長に向けて「09年は重要な年だった。09年に得たものを土台に、2010年はモバイルノートの強化を図ることで、国内市場でシェア7%を目指す」(瀬戸マネージャー)としている。

 PCのパーソナル化に弾みをつけたネットブックを柱に、今後は、インテルの低消費電力プロセッサーCULVを採用することで、ネットブックよりもスペックが高く、10万円を切る程度に価格を抑えた「ライトノート」の販売を加速する。また、15.6インチ以上の高性能ノートPCに本格参入し、「少ない費用で高い能力」を武器に、販売拡大につなげていく狙いだ。

2月3日には高性能ノートPCを発売

 「2011年にはシェア8.6%を獲得し、国内で5位以内に入る」(ボブ・セン社長)計画で、12年にはPCで世界一を目指すなど、中期的な目標も発表した。