I・Oデータ、3波対応デジタルチューナーを発売、デジタル家電市場に意欲

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2010/01/08 19:43

 アイ・オー・データ機器は、録画機能付きの地上・BS・110度CSデジタルチューナー「HVT-BCT300」と、PCに液晶ディスプレイをつないでマルチディスプレイを構築できるアダプタ2機種を1月下旬から順次発売する。

 ラインアップと税別価格は、「HVT-BCT300」が2万6400円、DVI端子搭載のデジタル/アナログ両対応「USB-RGB/D2」が9500円、D-Sub 15ピン搭載のアナログ対応「USB-RGB2」が6900円。

HVT-BCT300

 「HVT-BCT300」は、手持ちのアナログテレビとつなげばデジタル放送が見られる3波対応デジタルチューナー。いわゆる2台目以降のテレビと組み合わせて使うことを想定している。なお、液晶ディスプレイとも接続できるが、別途出力変換ケーブルが必要。

 電子番組表(EPG)を使った番組の予約録画に対応し、外付けHDDをUSBでつないで番組を録りためることができる。字幕放送には対応するが、双方向通信サービス、データ放送には非対応。基本操作は、メニューから「テレビ」「録画番組」など、利用したい機能のアイコンを選択してアクセスする。

「HVT-BCT300」と東芝液晶テレビ「REGZA」をつないだデモ

 このほか、PCなどに保存したデータをネットワーク経由でテレビに出力する「ネットワークメディアプレーヤー」機能を搭載。家庭内LAN(ホームネットワーク)に接続すれば、別室にあるPCやネットワーク対応HDDに保存した動画や写真、音楽が楽しめる。DLNA(Digital Living Network Alliance)規格対応で、異なるメーカーの製品ともつなげられる。

 AVCHD規格対応のデジタルビデオカメラを直接本体につなぎ、動画をテレビに出力できるほか、PCを使わずに外付けHDDにデータ保存が可能。インターネットによるコンテンツ配信サービスや、動画共有サイト「YouTube」の動画も視聴できる。

前面のUSB端子はデジタルビデオカメラをつなぐ時に便利

 インターフェイスはHDMI端子、D端子、コンポジット端子が各1基、アンテナ入出力、LANポート、USB端子が各2基。このほか、SDカードスロットを搭載する。サイズは幅260×奥行き185×高さ55mm、重さ約1.3kg。カラーはブラック。発売は2月中旬。

 同社はこれまでデジタルチューナーとして、「HVT-BT200」「HVT-T100」「HVT-TL」を市場に投入してきた。今回の「HVT-BCT300」は、ネットワークメディアプレーヤー機能を盛り込んだ初のデジタルチューナーとなる。

(左から)USB-RGB/D2、USB-RGB2

 一方、「USB-RGB/D2」「USB-RGB2」は、PCに液晶ディスプレイを追加するためのUSB接続アダプタ。いずれも従来モデル「USB-RGB/D」「USB-RGB」と比較して、パフォーマンスが向上し、消費電力が低減した。サイズは、約幅50×奥行き84.5×高さ23mm。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000、Mac OS X 10.4-10.6以降。

「USB-RGB/D2」を使ってノートPCに液晶ディスプレイを増設

 上位モデル「USB-RGB/D2」は、解像度QWXGA(2048×1152)まで対応したのに加え、基板にDual Coreチップを採用することでPCのCPUの負荷を抑え、スムーズに映像を表示することができる。なお、出力端子はDVI-I 29ピンだが、付属のアダプタを使うことでD-Sub 15ピンにも対応する。

増田憲泰・第1開発部 広報販推部 担当部長

 内覧会の冒頭の挨拶で、増田憲泰・第1開発部 広報販推部 担当部長は「2010年はデジタル家電市場での地位の確立を目指すとともに、PC周辺機器メーカーとしての『アイオーらしさ』を取り戻し、ファンを増やしていきたい」と力強く抱負を語った。

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