ニコンはNASA(米航空宇宙局)から、宇宙での記録撮影用にデジタル一眼レフカメラ「D3S」を11台、交換ズームレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f2.8G ED」を7本受注したと発表した。

デジタル一眼レフカメラ「D3S」(左)と交換レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f2.8G ED」

 受注したデジタル一眼レフと交換レンズは、ともに国際宇宙ステーション(ISS)内の撮影機材として使用される予定。製品は市販モデルと同じ仕様で、宇宙撮影用として特別な改良は加えていない。ニコンでは「D3Sの信頼性の高さが実証された」としている。

 ニコンは、1971年にアポロ15号でNASA仕様のカメラ「Nikon Photomic FTN」が採用され、99年にスペースシャトルのディスカバリー号に「Nikon F5」「AI AF Nikkor」レンズが搭載されたほか、08年にはデジタル一眼レフカメラ「D2XS」を納入するなど、長年にわたりNASAに撮影機材を提供してきた。NASAがこれまでニコンの機材で撮影した宇宙での写真は、70万枚以上に上るという。