旧デル・コンピュータ日本法人の社長を務めていた飯塚克美氏が1995年11月に立ち上げたパソコンブランド「アキア」が、液晶テレビ「akia(アキア)」として復活した。バイ・デザインで取締役技術本部長を務める多治見淑高氏が、09年2月に新生アキア(千葉県長生郡)を設立し、代表取締役社長に就任。11月24日に東京都内で発表会を開き、22-42V型の液晶テレビ計5機種を披露した。

 新生アキアとして発売する液晶テレビは、22V、24V、26V、32V、42V型の計5機種で、12月中旬にオープン予定の同社ECサイトで販売する。パネルや部品を外部調達し、中国の製造工場に組み立てをアウトソースする独自の生産プロセスを採用することでコスト削減を図ったことに加え、「中間マージンをカットし、価格メリットの高い製品を提供する」(多治見淑高社長)。広告宣伝も行わない方針で、「量販店などでの販売はせず、ネット販売に特化する」という。

新生アキアの社長に就任した多治見淑高氏

 価格は22V型が3万4800円、24V型と26V型が4万4800円、32V型が4万9800円、42Vが9万9800円。32V型と42V型については、IPSパネルを採用。例えば32V型で他社の売れ筋モデルと比べたとき、「2万円弱安い。さらにIPSパネルを採用している」(飯塚克美バイ・デザイン社長)と自信をみせた。

 今後は、37V型や42V型以上の大型モデルを加えていく計画で、来年にはバックライトにLEDを採用したモデルを投入する予定。ラインアップの拡充で、再来年には年間50万台の販売を目指す。

旧アキア設立者でバイ・デザイン社長の飯塚克美氏

22-42V型の液晶テレビ計5機種を披露