カシオ、ゴルフのスイングチェックもできるコンパクトデジカメ

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2009/11/12 19:08

 カシオ計算機は11月12日、高速連写とハイスピードムービー機能を搭載したデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM」の新製品として、ゴルフのスイングがチェックできる「EX-FS10S」を、同社直販サイト「eカシオ」で11月26日から発売すると発表した。価格は3万4800円。カラーはレッドとホワイト。

EX-FS10S

 09年3月発売の「EX-FS10」をベースに、ゴルフのスイングチェックに役立つ機能を搭載した特別モデル。飛球線の後方あるいは体の正面からハイスピードムービーで撮影した映像をもとに、ガイドラインを液晶モニタに表示することでスイングをチェックできる。付属のAVケーブルを使えば、テレビに表示しての確認も可能。
 

飛球線の後方からの映像でのチェックイメージ

 飛球線の後方からの映像でチェックする場合は、スイングの動画再生時に2本のガイドラインを表示し、1本はアドレスしたボールと首の付け根を結んだライン(スイングプレーン)に、もう1本はアドレスしたボールとクラブのシャフトを結んだライン(シャフトプレーン)に合わせる。バックスイングからフィニッシュまでにクラブヘッドやシャフトが、ライン間にできるV字形の範囲からはみ出さなければ良いスイングになるという。
 

体の正面からの映像でのチェックイメージ

 体の正面からの映像でチェックする場合は、スイングの動画再生時に、平行する2本のガイドラインを垂直方向と水平方向に表示。縦のラインをスタンス幅(両足外側)に、横のラインを頭の上とボールの下に合わせる。このとき、バックスイングからフィニッシュまで、体が枠内に収まっていれば良いスイングとされる。

 また、ティーチングプロとして活躍する堀尾研仁氏の監修によるスイングチェックの解説ハンドブックも付属する。

 そのほかの主な仕様は「EX-FS10」と同じで、有効910万画素のCMOSセンサーや、35mmフィルムカメラ換算で38-114mmの光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶モニタなどを搭載。高速連写は最高30枚/秒、ハイスピードムービーは最大1000fpsまで対応する。内蔵メモリは31.9MBで、外部メモリとしてSD/SDHCカードが利用可能。本体サイズは幅97.1×高さ59.4×奥行き16.3mm、重さは約119g。