NTTドコモは11月10日、同日に09年度冬春モデルとして発表した19機種のうち10機種に、ユーザーの位置情報を測位する「オートGPS」機能を搭載したと発表。加えて、同社の生活サポートサービス「iコンシェル」を同機能に対応させ、サービスを拡充したと発表した。

10機種にオートGPS機能を搭載

 オートGPSは、あらかじめ設定しておけば、ユーザーの位置情報をバックグランドで定期的に測位し、自動で同社やほかのコンテンツプロバイダーなどのサービス提供者に提供し続ける機能。これにより、ユーザーの現在の居場所の天気やグルメ情報をタイムリーに配信したり、位置情報と連動したゲームなどが可能になる。

 また、オートGPSの採用により、同社の生活サポートサービス「iコンシェル」を拡充し、便利性の向上を図った。「iコンシェル」とは、待受画面上のキャラクターが端末内の情報や「iモード」の情報を知らせるサービス。

生活サポートサービス「iコンシェル」もオートGPSに対応

 今回新たに、オートGPSを利用した6つのサービスを用意。その1つとして、交通情報、レストランやスーパーマーケットの情報、観光情報など、ユーザーが現在いる場所・時間に合わせたレコメンド情報を配信するサービス「オートGPSインフォメーション」を提供する。その中で、航空会社の全日本空輸と日本航空が連携し、空港に近づくと搭乗ゲートや便名、座席番号などが自動的に携帯電話に配信されるサービスも用意。

 このほかのサービスとして、忘れたくない情報を携帯電話に登録しておくと、その場所に近づいた際に知らせる「オートGPSマインド」や、最寄駅に徒歩で間に合う時間の約15分前に現在地から自宅の最寄駅までの最終電車の経路を知らせる「終電アラーム」、駐車場満空情報などを用意する。なお、「iコンシェル」の月額使用料は210円。

 オートGPSの対応機種は、「STYLE」シリーズの「F-02B」「N-01B」「P-02B」のほか、「PRIME」シリーズの「F-01B」「F-04B」「N-02B」「P-01B」「SH-01B」、「SMART」シリーズの「F-03B」、「PRO」シリーズの「SH-03B」の合計10機種。

自宅専用のFOMAエリアを作るサービス「マイエリア」

 あわせて、有料サービスとして、自宅専用のFOMAエリアを作るサービス「マイエリア」を11月18日に開始する。このエリア内では登録したFOMA回線のみ利用することで、動画や音楽などのコンテンツや同サービス登録者向けの専用コンテンツを高速パケット通信で利用できる。なお、「マイエリア」を構築するには、同社が開発した、FOMA電波が届く範囲を拡張する端末「フェムトセル小型基地局」を設置する必要がある。

 さらに、自宅専用FOMAエリアへのユーザーの出入りを検知する「イマスカ機能」を搭載する。この機能を利用することで、外出先の家族にiモードメールで帰宅を知らせるほか、帰宅した家族へ外出先から伝言をiモードメールで通知することも可能。また、自宅専用FOMAエリアへの出入りをあらかじめ通知相手として設定したメールアドレスに通知できるのに加え、同機能の専用サイトでその相手がマイエリア内にいるかどうかやその履歴を確認できる。なお、「マイエリア」の利用料金は、初期費用が2100円、月額使用料が980円。