ハッピーコム、女性向けネットブック体験セミナー、デコパソも登場

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2009/10/19 16:51

 ハッピーコム(戸田江里子社長)は10月17日、「女性のためのネットブックDay」をテーマに、デジタル製品を体験するセミナーを高円寺プラットフォームワークショップ(東京・杉並区)で開催した。同社のスポンサーである日本エイサーが、女性向けの啓蒙活動として、ネットブック「Aspire one D250シリーズ」にラインストーンなどのデコレーションを施した製品展示も行った。

 まずは、セミナーを主催したハッピーコムの佐田砂絵ディレクターが、「ネットブックとは、小さくて機能がシンプルな、ネットを使うことを前提に作られたはノートPC」と、ネットブックの特徴を説明。そして、「最新のケータイよりも安いこともある」と、スマートフォンや高機能携帯電話に比較した“お得感”も強調した。利用シーンとして、メールやインターネットなどだけでなく、写真を表示させて「デジタルフォトフレームとしても使える」という活用例や、「子ども用のPCとして気軽に試せる」など、初めてのPCとして導入しやすいという点も紹介した。

ハッピーコムは「女性のためのネットブックDay」をテーマにセミナーを開催した

 同社は、女性会員向けに定期的にデジタル製品の体験会を開催しているが、今回は、ネットブックPCのほか、パソコン周辺機器なども展示、デコレーション体験コーナー、パソコンお悩み相談コーナー、ハンドマッサージコーナーを設けるなど、従来よりも大規模なイベントとなった。

日本エイサーのネットブック「Aspire one D250シリーズ」にデコレーションを施した

 日本エイサーは、テレビを観ながら、または料理のレシピをチェックするなど、家の中で使う自分用のPCをコンセプトとした「マイファーストPC」を打ち出し、女性向けにネットブックの啓蒙活動を行っている。その一環として、今回は、日本エイサー・マーケティング部マーケティングコミュニケーション課の砂流恵介氏がセミナーに出席し、「日本エイサーとネットブック」をテーマにスピーチを行った。

 砂流氏は、まず「『エイサー』という名前をご存知ですか」と、参加者に質問。ほとんどの参加者が「知らない」と回答するなか、「今年の7~9月に、世界シェア2位を獲得したメーカー」であることをアピール。一方、「台湾メーカーと聞くと、安かろう悪かろうというイメージを持たれるかもしれない」と話し、「年間3000万台のPCを販売しているスケールメリット」や、「ワールドワイドで展開する大手ライバルメーカーよりも少ない人数で運営している」ことで「コストパフォーマンスが出せる」ため、「安かろう悪かろうという製品ではない」ことを強調した。

日本エイサーの砂流恵介氏がスピーチした

 続いて、「デコパソキラキラキャンペーン」第3弾を紹介。今回は、「Aspire one D250シリーズ」購入者を対象に、天板にオリジナル12星座またはイニシャルデコを抽選でプレゼントする「買って当てよう!クリスタルコース」や、女子高生に人気の歌手「西野カナ」さんデザインのオリジナルデコパソが抽選で当たる「投票して当てよう!キラキラコース」を用意した。同キャンペーンの期間は10月9日から11月15日まで。

ソリッドアライアンスのユニークなUSBメモリ(左)とバッファローの「キラキラマウス」

 「女性のためのネットブックDay」は、ハッピーコムの会員や高千穂大学の学生など計35名ほどが参加。日本エイサーの「Aspire one D250シリーズ」のほか、バッファローのマウス「キラキラマウス(BOMU-MLSシリーズ)」、ソリッドアライアンスのハート型やキャラクターを用いたユニークなUSBメモリなど、女性をターゲットとした製品も展示された。カラフルでユニークなUSBメモリを初めて知ったという参加者は、「値段が少し高くても、かわいいほうがいい。お店では見かけたことがないので、もっとたくさん置いてあったらいいと思う」と感想を語っていた。