エイサー、1リットルPC「Aspire Revo」にデュアルコアのAtomとWindows 7を搭載

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2009/10/13 19:04

 日本エイサーは10月13日、IONプラットフォーム搭載の超小型PC「Aspire Revo」の新モデル「ASR3610-A44/A45」の2モデルを含めた、Windows 7搭載のデスクトップPC3シリーズを10月22日から発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

Aspire Revo

 「Aspire Revo」は、幅180×高さ180×厚さ30mmの、容積1リットルという超小型のデスクトップPCインテルのAtomと、NVIDIAのGeForce 9400MGを組み合わせ、より映像処理関連の効率を高めたIONプラットフォームを採用し、1080pのフルハイビジョン映像もストレスなく楽しめるのが特徴。

 今回の新モデルでは、CPUにデュアルコアを備えるAtom 330(1.6GHz)を採用。従来のAtom 230を搭載したモデルと比較して、より高速な動画処理が可能になった。OSにはWindows 7 Home Premium 64bit版を採用する。

 そのほかの主な仕様は160GBのHDD、インターフェイスがUSB2.0×6、VGA×1、HDMI×1、eSATA×1、SDカード/MMC/xD-ピクチャーカード/メモリースティック対応のカードスロットなどで、IEEE802.11b/g/Draft-nの無線LANに対応する。

 ラインアップと実勢価格は、2GBメモリの「ASR3610-A44」が3万9800円前後、4GBメモリの「ASR3610-A45」が4万9800円前後の見込み。

 あわせて、ハイスペックモデルの「Aspire M5800」「Aspire M5810」、スリムタワー型の「Aspire X5812」でもWindows 7搭載の新モデルを投入。OSはいずれもWindows 7 Home Premium 64bit版を採用する。 

Aspire M5802

 「Aspire M5802」は、CPUにCore 2 Quad Q8400(2.66GHz)、GPUにGeForce GT 220を採用し、4GBメモリ、640GBのHDDを備え、実勢価格は8万4800円前後の見込み。一方、「Aspire M5810」は、CPUがCore i7-860(2.80GHz)、GPUがGeForce GTS 250で、4GBメモリ、1TBのHDDを備え、実勢価格が14万4800円前後の見込み。 

Aspire X5812

 また、「Aspire X5812」の実勢価格は、CPUがCore 2 Duo E7600(3.06GHz)の「ASX5812-A52」が6万4800円前後、CPUがCore 2 Quad Q8300(2.50GHz)で20型ワイドディスプレイが付属する「ASX5812-A50F」が12万9800円前後の見込み。