ソニーは10月2日、電源コードを接続することなく、60Wの電力を50cm離れたテレビなどの電子機器に最大約80%の効率で給電できる「ワイヤレス給電システム」を開発したと発表した。

最大約80%の効率で給電できる「ワイヤレス給電システム」

 「ワイヤレス給電システム」には、送電デバイスから供給される電力エネルギーが空間を介し同じ周波数で共鳴している受電デバイスのみに伝播する磁界共鳴型の非接触給電技術を採用した。それをもとに、同社の通信・放送分野の商品開発で培ってきた高周波伝送技術を応用し開発した高速・高効率の整流回路を搭載し、約60-80%の給電効率を実現。

 加えて、送電・受電デバイスと同じ周波数で共鳴するレピータデバイスも開発した。レピータデバイスを送電・受電デバイスの間に配置すれば、その給電効率を維持したまま、給電距離を50cmから80cmまで伸ばすことができる。そのため、サイズの小さいデバイスを用いた場合にも、サイズの大きいデバイス使用時と同様の給電距離と給電効率を維持することが可能。
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