09年の「インターネット検索で最も危険な有名人」は俳優のブラッド・ピットを抜き女優のジェシカ・ビールになった。8月25日、セキュリティソフトのマカフィーが発表した。


 ネット上で誰をキーワードにして検索するとウイルスやスパイウェア、スパム、フィッシングなどで危険性の高いWebサイトに誘導されやすいかを調べたところ、ジェシカ・ビールを含む場合、5分の1の確率で危険なサイトに誘導されることがわかったという。

 サイバー犯罪者は、有名人の名前や画像を使って、最新情報、スクリーンセーバー、着信音を検索するインターネットユーザーを、危険なダウンロードサイトに誘導することが多い。こうしたサイトにあるファイルを不用意にダウンロードしてしまうとPCに深刻な被害を受ける危険性がある。そこでマカフィーは、毎年「危険な有名人」を調査。3年目を迎える09年は、1位がジェシカ・ビール(Jessica Biel)、2位がビヨンセ(Beyonce)、3位がジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)という結果になった。

 1位のジェシカ・ビールは82年3月生まれのハリウッド女優。14歳でテレビドラマシリーズの「7th Heaven」でデビューした後、97年の「木洩れ日の中で」で映画デビュー。03年の「テキサス・チェーンソー」に主演しブレイクした。このところスタイルやジャスティン・ティンバーレイクとの関係がうわさされており、スパマーやハッカーに目をつけられてしまったようだ。

 2位のビヨンセは「アメリカのシンガー史上最も美しい女性」ともいわれている81年生まれの歌手。昨年に続き2年連続での2位で、今回の「危険な有名人」では、上位にランクインする回数で最多を記録した。

 一方、オバマ大統領夫妻はそれほど危険度は高くなく、バラク・オバマ、ミシェル・オバマはそれぞれ、今年の結果の下から3分の1に当たる34位と39位だった。

 同社では、「ハリウッドの人気スターの検索は注意して行うべき」として、有名人を検索した際に誘導されるサイトには、危険なサイトが紛れ込んでいるため、不用意にファイルなどをダウンロードしないよう呼びかけている。