レノボ・ジャパン、12.1型のネットブック、仮想5.1chサウンドを再現

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2009/08/21 14:02

 レノボ・ジャパンは8月19日、ネットブック「IdeaPad S」シリーズの新製品として、12.1型ワイド液晶を搭載した「IdeaPad S12」と、10.1型ワイド液晶の「IdeaPad S10-2」の高解像度モデルを9月5日に発売すると発表した。価格はともにオープン。

 「IdeaPad S12」は、ネットブックとしては大きめの、1280×800ドットの12.1型ワイド液晶を搭載して操作性を高めた。また、携帯性を損なわないように幅292×奥行き216×高さ22-28.9mm、重さ約1.55kgのコンパクトなボディを維持した。

IdeaPad S12

 デザイン面では、モノグラムをあしらった光沢のある天板を採用する。カラーはパールホワイトで。実勢価格は6万4800円前後の見込み。

モノグラムをあしらった天板

 10.1型ワイドの「IdeaPad S10-2」には、従来の1024×600ドットより高解像度な1280×720ドットのモデルを追加する。カラーはランプブラックとパールホワイトの2色で、実勢価格は4万9800円-5万9800円前後の見込み。また、Office Personal 2007搭載モデルも用意する。こちらの実勢価格は6万円前後の見込み。

「IdeaPad S10-2」の高解像度モデル

 ともに、任意のヘッドホンを接続して5.1chサウンドを体感できる「Dolby Headphoneテクノロジー」を採用。また、パスワードを記憶しなくても、ユーザーの顔を認識することでパソコンやアプリケーションにログオンできる「VeriFaceテクノロジー」を備え、セキュリティを確保する。

 主な仕様は、CPUがAtom N270(1.60GHz)、1GBのメモリ、160GBのHDDを搭載。また、SD/SDHCカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Proに対応する4in1メディアカードリーダーを備える。OSはWindows XP Home Edition(SP3)。通信機能は無線LANがIEEE802.11b/gで、Bluetooth Version 2.1+EDRにも対応する。バッテリー駆動時間は約6時間。

 なお、「IdeaPad S10-2」の従来解像度のモデルにも、ランプブラック、パールホワイト、ローズピンク、シルバーグレーの4色それぞれにOffice Personal 2007搭載モデルを追加する。実勢価格は5万円台半ばの見込み。