オリンパス、よりよい音で生録できるリニアPCMレコーダー「LS-11」など3種

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2009/08/19 17:52

 オリンパスイメージングは8月19日、08年2月に発売したリニアPCMレコーダー「LS-10」の後継機として、より高音質・長時間録音できる「LS-11」を9月11日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

LS-11

 従来機の基本性能は引き継ぎつつ、低音域の周波数特性を強化したことで、より高音質に録音できるようになったのが特徴。従来機の内蔵メモリが2GBであるのに対し、新モデルでは8GBに増やしたため、長時間録音できる。SD/SDHCカードスロットも搭載し、内蔵メモリとメモリカード間のデータ移動やコピーも行える。

 このほか、低消費電力化を図り、ニッケル水素充電池でサンプリング周波数と量子化ビット数が「44.1kHz/16bit」のリニアPCM形式(WAV)で録音した場合、22.5時間の録音が可能。従来機の約16時間と比べ、少ない電力で長時間録音できるようになった。

 録音フォーマットは「96kHz/24bit」のWAVのほか、WMA、MP3に対応する。電源は単3形アルカリ電池またはニッケル水素充電池2本。サイズは高さ131.5×幅48×奥行き22.4mm、電池を含む重さは165g。カラーはシルバー。録音した音声ファイルの管理・編集ができるソフト「Olympus Sonority Plus for Editors : MUSIC」やウインドスクリーン、リモコンなどを同梱する。

DS-750、DS-700

 また、ICレコーダーブランド「「Voice-Trek(ボイストレック)」から、4GBのメモリを内蔵する2機種も同日に発売する。いずれも価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、microSDカードスロットを備える「DS-750」が2万円台前半、同スロット非搭載の「DS-700」が2万円前後の見込み。

 ともに録音方式に「48kHz/16bit」のリニアPCM形式を採用したのが特徴で、PCのUSBポート経由で本体を充電できる機能も追加した。新開発のマイクアンプ回路を搭載することで、従来機よりも幅広い周波数で録音でき、ノイズも低減する。

 対応する録音フォーマットはWAV、WMA、MP3。電源は単4形アルカリ電池またはニッケル水素充電池2本。サイズは高さ110×幅38.9×奥行き16mm、電池を含む重さは84g。カラーは「DS-750」がブラック、「DS-700」がシルバー。

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