NTTドコモ(山田隆持社長)は7月30日、今年度(2010年3月期)第1四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比7.3%減の1兆847億円、営業利益はバリュープラン契約数増加により音声収入が減少したことで同15.1%減の2518億円、税引前純利益は同14.2%減の2474億円で減収減益となった。

 減益について山田社長は「計画に対しておおむね想定通り」と説明。07年度に導入した新販売モデルにより08年度は利益浮揚効果を受けたことから、「08年度が特別な年だった」(山田社長)とした。

 音声収入は前年同期比14.0%減の4906億円となった一方、パケット収入は同6.9%増加し、3913億円となった。パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」の定額料金を、従来の1029円から5月に490円に見直したことが奏功。「FOMA i モード」契約数に占めるパケ・ホーダイ契約率は43%となった。

 定額料金を490円に値下げしたことで「顧客の反応が良くなった」など、パケット利用者の掘り起こしにつながったことから、利用者拡大を図るため、8月1日からはさらに値下げし390円にすると発表した。

 今第1四半期の携帯電話販売台数は前年同期比12%減の434万台。4月は前年同月に比べ増加したものの、6月は新製品の一部機種で発生した故障で、発売を6月下旬に延期した影響などから前年同月比30%減となった。そのほか7月に発売したスマートフォン「HT-03A(ケータイするGoogle)」について、山田社長は「これまで発売したスマートフォンのなかで一番売れ行きがいい」と評価した。

 また、今期の「mova」から「FOMA」への移行数は81万契約。「年間進捗率は35%くらいで、計画を上回っている」。2009年度末に「FOMA」契約率95%を目指す。


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