シマンテックは7月9日、同社の次期セキュリティソフト「ノートン インターネットセキュリティ 2010」と「ノートン アンチウイルス 2010」のベータ版を公開した。同社Webサイトから8月30日までダウンロードできる。なお、公式の製品は09年秋リリース予定。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

 新製品は新しい保護システム、コード名「Quorum」を搭載する。「Quorum」は、「レピュテーション(評価)」に基づいて脅威を検出し、未発見のマルウェアに対処できるという。評価の基盤となるのは、アプリケーションの特性に関するデータを匿名で提供することに同意した、世界中で数千万人にのぼる「ノートン コミュニティウォッチ」というユーザー参加型の監視プログラムからの情報。

 「Quorum」は、これらのデータに基づいて各アプリケーションの安全スコアを算出し、未知のアプリケーションの良し悪しを統計的に求めることができる。例えば、ほとんどのユーザーが使用しているアプリケーションは、公開者が分かっている身元の明らかな「良好な」ものが大部分だが、マルウェアは過去の報告例がなく、公開者も知られていないため、評価が低くなる。

 このほか、新しいスパム対策エンジン、ノートンが搭載するすべての保護機能からの情報を活用して、未知の脅威を検出できるコントロールシステム「SONAR 2」などを備えている。