日立マクセルは7月9日、カセット型のリムーバブルHDD「iVDR-S」に録画ができる地上/BS/110度CSデジタルチューナー「iVレコーダー」を8月5日に発売すると発表した。価格はオープン。

iVレコーダー

 ラインアップと実勢価格は、本体のみの「VDR-R1000」が3万5000円前後、容量320GBの「iVDR-S」が付属する「VDR-R1000.PLUS」が5万円前後の見込み。

 地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載し、著作権保護技術に対応したカセット型HDD「iVDR-S」にデジタル放送を録画できる。アナログテレビと接続してデジタル放送を視聴できるほか、「保存した映像を消さずに済むハードディスクレコーダー」として利用できる。

 コンポジット映像端子、HDMI端子(HDCP対応)などを備え、あらゆるテレビに接続できる。また、LAN端子も備えており、今後のアップデートで「アクトビラ」にも対応する予定。本体サイズは幅230×高さ41×奥行き170mmで、重さ800gのコンパクトサイズ。

 今回の製品は、7月8日に三洋電機が発表した「repoch(IVR-S100M)」と色違いの製品。日立マクセルでは、「repoch」販売時に、同社製品の160GB「iVDR-S」を1つ同梱するなど、「iVDR」普及に向けて三洋電機と協力している。また、「今後もハードメーカーとのタイアップを視野」(黒田一典・コンシューマ販売事業部商品部商品企画グループ主任技師)に入れ、「iVDR」の本格普及を目指すという。

 カセット型のHDD「iVDR」は、日立製作所の薄型テレビ「Wooo」の一部機種に搭載しているスロット「iVポケット」に差し込んで録画できるなど、ビデオカセットのような感覚で簡単に録画ができることが特徴だが、現状では「iVDR」を使った録画方法は、HDDやDVDメディアほど普及していない。しかし、三洋電機では「今後は、その利便性に気が付いた他社が参入してくる」(佐々木慶宏・三洋電機コンシューマエレクトロニクス・事業推進部部長)と述べ「iVDR」普及に自信を示している。