ビックカメラは7月1日、UQコミュニケーションズの高速無線データ通信技術「WiMAX(IEEE 802.16e)」を使ったサービス「BIC WiMAX SERVICE-POWERD by UQ WiMAX-」の提供を開始した。これに伴い、カウントダウンセレモニーを東京・千代田区の有楽町店本館で実施。イベントには両社の社長が登場し、新サービスについて意気込みを語った。

「BIC WiMAX SERVICE」提供開始のセレモニー

 「BIC WiMAX SERVICE」は、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信が可能なサービス。無線LANのように通信場所を制限されることなく、インターネットを利用できるのが特徴で、タクシーや電車など移動している最中でも通信できる。UQコミュニケーションズの仮想移動体通信事業者「MVNO」として、ビックカメラのグループ会社であるラネットがサービスを提供する。

 料金は定額制で月額4480円の使い放題。加入時には手数料として2835円が別途必要。オプションとして、月額200円で1回線、最大3回線まで追加できるサービスも用意する。なお、7月中に同サービスへ加入した場合、同月分の基本使用料が無料になるキャンペーンも実施する。

ビックカメラのWiMAXデータ端末カード「BDSS01」

 今回の新サービス発表にあわせて、ビックカメラではオリジナルのUSBスティック型データ通信端末「BDSS01」も発売する。製造はシンセイコーポレーション。対応OSは、32bit版のWindows Vista/XP(SP2、SP3)と、Mac OS X 10.4/10.5。価格は1万2800円。

 同サービスを扱う店舗は、ビックカメラの場合、東京が有楽町店本館、新宿西口店、池袋本店、パソコン館池袋本店、渋谷東口店、渋谷ハチ公口店。大阪がなんば店、愛知が名古屋駅西口店の計8店舗。ソフマップでは、東京のソフマップ秋葉原本館、秋葉原パソコン総合館、秋葉原リユース総合館、秋葉原Mac・クリエーターズ館の計4店舗。いずれも実店舗のほか、直販サイトでも販売する。

ビックカメラの宮嶋宏幸・代表取締役社長

 ビックカメラの宮嶋宏幸・代表取締役社長は、「待ちに待った通信サービス『WiMAX』の開始。本日からMVNOの一員として全力で提供していく」と抱負を述べた上で、「ブロードバンド市場はますます拡大をしていく。その中で『BIC WiMAX SERVICE』は魅力のあるサービスであると確信している」と今後の展開に自信をみせた。

UQコミュニケーションズの田中孝司・代表取締役社長

 また、UQコミュニケーションズの田中孝司・代表取締役社長は、「『WiMAX』を提供する一事業者として(新サービスの開始は)本当にうれしい。基地局は東京近辺だと現在1000局ほど立っており、2月26日に開局してからちょうど倍の数。『BIC WiMAX SERVICE』が成功するよう、これからも全力で基地局を増やしていきたい」と語った。

1階入り口付近にはミニノートPCとともに「BIC WiMAX SERVICE」を体験できるデモ機を設置

 有楽町店本館では、1階入り口付近のスペースにミニノートPCと組み合わせた同サービスの体験コーナーを設置。また、5階のPC売り場では据え置き型のノートPCコーナーで同サービスを案内している。加入手続きを行う専用カウンターも5階に設置した。