「ABC-MART」を展開する靴の小売大手エービーシー・マート(野口実社長)は6月3日、アパレルセレクトショップ大手のユナイテッドアローズ(重松理社長)の株式997万1400株を65億7100万円で取得したと発表した。これにより、エービーシー・マートは、ユナイテッドアローズの発行済み株式の23.3%を保有する筆頭株主になった。

エービーシー・マートがユナイテッドアローズの筆頭株主に

 今回の株式取得についてエービーシー・マートは、ユナイテッドアローズのマーケティング手法やマーチャンタイジングのノウハウを学び、自社の品揃えに活かしたいとしているものの、現時点では共同での店舗展開などの計画はない、という。またユナイテッドアローズでは、今回の株式取得についてはまだ確認ができておらず、確認ができ次第発表する、としている。

 エービーシー・マートの09年2月期の連結売上高は前期比9.8%増の973億4100万円、最終利益は同4.7%増の110億8700万円。一方ユナイテッドアローズの09年3月期の連結売上高は同10.3%増の796億6500万円、最終利益は66.5%減の12億7400万円だった。