ニワンゴは6月2日、同社が運営する動画サービス「ニコニコ動画(ββ)」を通じて募集した作品を表彰する「新国際ニコニコ映画祭」を開催すると発表した。審査結果の発表は7月上旬を予定している。なお、本日の発表会の模様は、「ニコニコ動画(ββ)」内の「ニコニコ生放送」で中継された。


 「ニコニコ映画祭」は、ユーザーから募集したユニークな動画作品を表彰する企画で、今回のテーマは「密室」。同社は「国際ニコニコ映画祭」を、「ニコニコユーザーの皆様から動画を募集し、審査員会の厳選なる選考にてオモシロイ作品を選んでいく極めてハートフルなお祭り」としている。賞金総額は25万円で、各賞ごとに分配される。

 審査員はヴィジュアリストの手塚眞さん、2ちゃんねるの元管理人でニワンゴ取締役のひろゆきさん、タレントの松嶋初音さん、ダンサーのスメリーさんの4名。さらに、会場には今年のゲスト審査員として、元タレントの田代まさしさんが登場した。

(左から)ひろゆきさん、田代まさしさん、手塚眞さん、松嶋初音さん、スメリーさん

 第10回目となる今年は「新国際ニコニコ映画祭」としてリニューアル。手塚さんは、「新」とついた理由について「さらにグレードアップし、本当に世界の映画祭を目指そうということで『新』をつけました。30秒くらい議論を戦わせたんですけど、私個人としては『ニューニコニコ映画祭』がよかった」と本気とも冗談ともつかないコメントをした後に、「招待作品の上映」「投稿作品の公開」「レッドカーペットで入場」という3つの新要素を紹介した。

名称に「新」がついたということで3つの要素が追加された

 「招待作品の上映」は、「いままでは投稿のみだったが、映画祭らしく、世界中から招待作品を呼びたい」(手塚さん)ということで、第1回目の招待作品は田代まさしさんが制作することが明らかにされた。

 田代さんは、登場早々の着席時に「椅子ねーよ!!」と転ぶギャグを披露。「ニコニコ生放送」のコメント欄では早速「流石田代」「しこんでくるなwww」などのコメントが書き込まれた。

ゲスト審査員の田代まさしさん

 招待作品については「『密室』をテーマに田代まさしならこう撮る、というものになる。密室というとエロとか恐怖っぽいイメージがあるが、それを意識しつつ、『くだらねーな田代』というものを撮る」とコメントした。

 また、「投稿作品の公開」ということで、従来は落選したものから順次公開していた投稿作品を、事前段階ですべて閲覧可能になった。コメントの投稿も可能で、審査の行方に影響が出る可能性もあるという。また審査会の生放送で審査員全員が「レッドカーペットで入場」するという。

 作品の応募期間は6月2日-23日まで。応募にはニコニコ動画のアカウントが必要となる。応募条件は、1秒-5分の長さの作品で、著作権を侵害していないオリジナル作品であることなど。さらに、例年、作品制作時に使用できる動画素材を「ニコニ・コモンズ」にて提供しているが、今年の素材は田代まさしさんになる。

 審査員を務める松嶋さんは「大人にはない視点から撮った作品が見てみたいので、若い人も作ってほしい」とコメント。また、ひろゆきさんは「映画祭的な作品ではなく、ユーザーが、これ面白いだろう、という作品が多くなってくるんじゃないかな」と投稿作品について予想した。