ニコンは12月1日、35mmフィルムカメラとほぼ同じ、35.9×24mmのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「D3X」を、12月19日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は89万8000円前後の見込み。

D3X


 07年11月に発売したプロ向けデジタル一眼レフカメラ「D3」の後継機。ボディは「D3」と同じものを採用し、有効画素数は1210万画素から2450万画素に引き上げた。また、画素特性を最適化することで、1画素ごとに取り込める光の量を十分に確保し、高いS/N比や広いダイナミックレンジを実現した。


 新開発画像処理システムを採用し、色彩を問わない忠実な色再現、鮮やかな彩度、なめらかな階調描写を実現した。感度はISO100-1600。ISO1600に対し約2段(ISO 6400相当)までの増感、ISO100に対し約1段(ISO 50相当)までの減感に対応する。


 起動時間は「D3」と同じ約0.12秒、レリーズタイムラグも「D3」と同様、約0.04秒を達成。連続撮影は、撮像範囲がFXフォーマット(36×24)または5:4(30×24)時に約5コマ/秒、DXフォーマット(24×16)時には約7コマ/秒の高速連続撮が可能。


 このほか、マルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュールによるAFシステムを搭載。中央部の15点のクロスセンサーを含む、51点すべてのフォーカスポイントは、開放F値5.6およびそれより明るいすべてのAF NIKKORレンズで有効となる。


 CFカードスロットを2基搭載し、2枚のカードへ順番に保存する「順次記録」、2枚のカードへ同時保存する「バックアップ記録」、RAWとJPEGの画像を別々のカードに記録する「RAW+JPEG分割記録」が行える。本体サイズは幅159.5×高さ157×奥行き87.5mm、重さは約1220g。