KDDI、ゆうこりんも夢中になった「島耕作ケータイ」

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2008/11/19 18:35

 KDDIは11月19日、携帯電話ブランド「au」において、人気コミック「島耕作」とコラボレーションした「島耕作ケータイ」を、11月20日から3000台限定で販売すると発表した。発表イベントには、主人公・島耕作を理想の男性としているというタレントの小倉優子さんが登場し、島耕作や端末について熱く語った。

 「島耕作ケータイ」は、au端末「W62P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)をベースに、マンガの主人公・島耕作が社長を務める初芝電器産業が開発した携帯電話。

 

島耕作ケータイ


 端末には初芝電器産業を示す「HATSUSHIBA」のロゴを刻印。カラーはフランス語で魅力的を意味する「シャルマン」を冠した、シャルマンゴールドを採用した。メニューや待受画面は、昼(7:00-18:59)と夜(19:00-6:59)で切り替わるほか、着受信画面などに島耕作のイラストを採用する。また、島耕作の名言集を集めた電子ブック「島耕作のビジネス哲学」や、コミックの中でも人気の高い3シリーズをプリインストールする。

 

初芝電器産業を示す「HATSUSHIBA」のロゴを刻印


 購入者特典として、初芝五洋ホールディングスの社章や、島耕作をはじめとする主要人物5人の社員証、作者・弘兼憲史さんの直筆サインシールを用意する。価格はフルサポートコースで2万6730円、シンプルコースで4万2480円。

 

au端末「W62P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)をベースに開発


 「島耕作ケータイ」開発の背景について、KDDIの雨宮俊武 コンテンツ・メディア本部長は「電子書籍の売り上げは約1年半で2倍に拡大している。電子書籍は利用者単価も高く、音楽・ナビに続く主要なコンテンツ事業の1つに成長した」とし、「コンテンツを起点とした端末の開発を進めるなか、我々にとって憧れのサラリーマンである『島耕作』が選ばれた」と説明した。


 また、週刊漫画雑誌「モーニング」で「島耕作」を担当している講談社の都丸尚史・モーニング副編集長は、「弘兼先生も実物をみて大変満足している。今後のストーリーで、この端末を登場させるかもしれない」と、原作者の感想を伝えた。

 

主人公・島耕作を理想の男性としているという、タレントの小倉優子さん


 イベントには、主人公・島耕作を理想の男性としているという、タレントの小倉優子(ゆうこりん)さんがゴールドのドレスで登場。ゆうこりんは、端末について「薄くて軽い、カラーも可愛いので女性でも使える。とくにワンプッシュでオープンする仕組みは、ネイルアートをしている女性には助かる機能のひとつ」と絶賛。主人公・島耕作については、「仕事もできて、女性にモテモテなのでとても魅力的」と話した。


(左から)KDDIの雨宮俊武 コンテンツ・メディア本部長、小倉優子さん