ヤマハ、黒鏡面ピアノフィニッシュ仕上げのミニコンポなど、4モデル

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2008/10/02 16:32

 ヤマハは10月1日、iPodドックとUSBポートを搭載したミニコンポ3モデルとCDレシーバー1モデルを、11月中旬から順次発売すると発表した。価格はすべてオープン。

 「より上質にiPodを聴く楽しさ」をコンセプトに、ミニコンポーネントシステム「MCS-1330」、マイクロコンポーネントシステム「MCR-330」「MCR-230」、CDレシーバー「CRX-430」の4モデルをラインアップ。4モデルともアップルの携帯オーディオ「iPod」がセットできる「iPodドック」をレシーバー部の上面に搭載する。

 「MCS-1330」は、レシーバー部とCDプレーヤー部、スピーカー部で構成するミニコンポ。スピーカー部は、同社のグランドピアノと同等の黒鏡面ピアノフィニッシュに仕上げ、サランネットはギターのボディラインを思わせる斬新なデザインを採用した。


 「iPod」ドックのほか、USBメモリやUSB対応の携帯オーディオを接続できるUSBポートも装備し、iPodやUSBの音楽をHiFiクオリティの高音質で楽しめる。付属のリモコンは、iPodの操作にも対応する。

 レシーバー部のアンプ出力は60W×2、モジュレーターLSIには新たに自社開発した「YDA140」を採用した。スピーカーには、レスポンスの良い中低域再生を実現する純アルミ振動板採用のウーファーを搭載。キャビネットには、キャビネットの不要な振動を抑えるVCCS(Vibration Control Cabinet Structure)テクノロジーを採用する。入力端子は、iPodドック×1、アナログRCA×2(CD、AUX)、PHONO×1。

 本体サイズは、レシーバー部が幅300×高さ67×奥行き336mm、重さ5.8kg。CDプレーヤー部は、幅300×高さ67×奥行き310mm、重さ3.8kg。スピーカー部は1台あたり幅176×高さ310×奥行き330mm、重さ5.9kg。実勢価格は12万9800円前後の見込み。

 マイクロコンポ「MCR-330」「MCR-230」は、カラー違いで、仕様は同じ。レシーバー部とCDプレーヤー部が一体になったオーディオ部と、スピーカー部で構成。iPodドックのほかUSBポートを搭載。スピーカー部を「MCR-330」はピアノブラック調の表面仕上げを施し、「MCR-230」は木目ブラックに仕上げた。アンプ出力は、20W×2。入力端子はiPodドック×1、USBポート×1。


 本体サイズは、オーディオ部は幅180×高さ117×奥行き303mm、重さ3.1kg。スピーカー部は1台あたり、「MCR-330」が幅123×高さ192×奥行き296mm、重さ2.3kg、「MCR-230」は幅123×高さ192×奥行き294mm、重さ2.1kg。実勢価格は「MCR-330」が3万9800円前後、「MCR-230」が3万6800円前後の見込み。

 「CRX-430」は、iPodドックを搭載し、定格出力25W×2のアナログディスクリートパワーアンプ、オーディオ用音質部品、大型電源トランス採用したCDレシーバー。好みのスピーカーを組み合わせて使用する。出力端子はアナログRCA。本体サイズは幅210×高さ109×奥行き359.5mm、重さ4.65kg。実勢価格は3万4800円前後の見込み。