KDDIは、法人向け携帯電話として、セキュリティ機能を強化した京セラ製端末「W63Kカメラなしモデル」と、同社初のスマートフォンでHTC社製の「E30HT」を発売する。

 「W63Kカメラなしモデル」は、6月に発売した「W63K」のセキュリティ機能を強化したモデル。情報管理を強化したい研究所や工場などの法人向けにカメラ機能を省き、外部メモリも非搭載とした。一定時間を経過すると自動的にロックがかかる「再ロック」機能や固定電話などからの遠隔操作でオートロックをかけられる「遠隔オートロック」機能などのセキュリティ機能が充実。また、「KDDI Business Outlook」などの法人向けアプリケーションをプリセットする。

 幅約47×高さ135×厚さ10.8mmのスリムなデザイン。電池を装着した場合の重さは約89g。サイドには「誤操作防止キー」を配置する。2.7インチワイドQVGA液晶を搭載。「でか文字」表示、メール閲覧時に文字の大きさを変更できる「ワンタッチ文字サイズ切替」に対応する。カラーはジェントルブラック。発売は9月下旬。価格はオープンで、広報によると実質負担額は3万円台後半の見込み。

 一方、「E30HT」は、Windows Mobile 6.1 Professionalを搭載した同社初のスマートフォン。下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの高速データ通信が利用できるEV-DO Rev.A規格に対応。無線LANはIEEE802.11b/gに対応する。

 「Microsoft System Center Mobile Device Manager 2008」との連携により、セキュリティ機能を強化。また、SaaS型ソリューションである「Business Port」との連携や「Microsft System Center Mobile Device Manager 2008」によるデバイス管理ソリューションと組み合せることによって、PCからもauの携帯電話からでもアプリケーションを利用することができる。

 このほか、パケット通信なしで位置測位ができる「StandaloneGPS」を搭載。CDMA方式によるサービス提供地域における音声・データの国際ローミングにも対応する。液晶は約2.8インチのタッチパネル式。数字キーを最上段にあしらった5列QWERTYキーボードのほか、片手操作による日本語入力を実現した10キー入力アプリケーションも搭載する。外部メモリには8GBまでのmicroSDカードに対応。サイズは幅52mm×高さ106mm×厚さ17.85mm。カラーは    ソフィスティケイティッドブラック。発売時期、価格は未定。