ビックカメラ(宮嶋宏幸社長)は8月23日、日本エイサー(ボブ・セン社長)の小型ノートPC「Aspire one」の発売を記念したイベントをビックカメラ有楽町店本館で開催した。

 冒頭、ビックカメラ有楽町店本館店長の石川勝芳氏が挨拶に立ち「『Aspire one』はすごい商品。発表以降、多数の問い合わせがあり、なんと数百台もの予約をいただいた。こんなPCは近年になかった。夏商戦の最後に素晴らしい商品が出てくれて、店としても大変うれしい」と販売への期待を語った。

 日本エイサーのボブ・セン社長は「『Aspire one』は、2年の期間をかけ、部品やデザインを全社あげて作り上げた。日本のユーザーにも受け入れていただけると信じている。この製品をきっかけに、日本のマーケットにたくさんの商品を紹介していきたい」と意気込みを示した。

 「Aspire one」は、8.9型の液晶ディスプレイを搭載した小型ノートPC。120GBの内蔵HDDや1GBメモリを搭載し、CPUにはモバイルネット端末向けの超小型CPU、インテル Atom N270(1.6Ghz)を採用している。また、販売価格は5万4800円だが、同時にイー・モバイルのデータカード「D11LC」をセットで購入し、同社の通信サービス、スーパーライトデータプラン「にねんMAX」に加入すると、初期費用9980円で購入できる期間限定のキャンペーンも展開する。

 エリック・ガン・イーモバイル社長兼COOは「弊社のデータカードは昨年の発表以来、ビジネスユーザーを中心に順調に増えていたが、一般ユーザーに普及できていなかった。それはこれまでのノートPCに、サイズと価格という2つの問題があったからだ。その点『Aspire one』は持ち運びやすく、価格も非常にリーズナブル。さらに弊社のデータカードとセットにすると、一層買いやすくなるので、協力してモバイルブロードバンド市場にアピールしていきたい」と挨拶した。

 その後、開店前のくす玉割りでは、紐をひいた時にくす玉が落ちてしまうハプニングもあったが、最初の購入者にボブ・セン社長が製品の手渡しを行い、イベントは無事終了した。また「Aspire one」は事前予約の多さから、一部予約者への商品到着の遅れや品切れが心配されていたが、日本エイサー事業推進部の砂流恵介氏は「最悪でも1週間程度で全ての予約者に製品が行き届く」と語り「十分な生産体制をとったつもりだったが、ユーザーからの反響が予想以上だった」とうれしい誤算もあったようで、順調な滑り出しがうかがえた。