エンターブレイン(浜村弘一社長)は8月25日、ゲームファン向けのイラスト投稿サイト「ファミ通FUNS UP(ファンズアップ)」を開設したと発表した。会員登録は無料で、初年度に2万人のユーザー獲得を目指す。

 サイトでは、メーカー公認のもと、ゲームタイトルごとにコミュニティグループを設置し、ユーザーからのイラスト投稿をネット上で受け付ける。会員は、マイページで自分のイラストを公開・管理できるほか、他の会員のイラストにコメントや評価をつけることも可能。ゲームをプレイするだけでなく、キャラクターや世界観なども含めて作品を楽しんでいるファンに、ユーザー主体のコミュニティの場を提供することで、タイトルを盛り上げて応援する。ファンからの投稿作品をまとめた書籍も出版する予定。

 公認タイトル第1弾として、オープン時に、アトラスのプレイステーション 2用RPG「ペルソナ4」のコミュニティをサイト設置。今秋には、投稿イラストを中心に構成したファンブック「ペルソナ倶楽部P4(仮)」を発刊する予定。これまでのゲーム関連書籍は、主に攻略本や設定資料集など一方向的に情報提供する内容が多かったが、ユーザーが参加する双方向的な要素を取り入れることで、刊行ラインアップの幅を広げる狙い。

 エンターブレインでは、今後もゲームタイトルを増強するほか、イラストだけでなく、写真や小説などの投稿にも対応する予定。ゲームファンの作品や声を集めることで、ユーザーニーズに合わせたコンテンツを企画したり、同社が発行する雑誌や書籍と連動させるなど、ネットワークを活用した新しいゲーム出版事業を積極的に展開する。