ニコン、タッチパネルで操作する1000万画素コンデジ「COOLPIX S60」

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2008/08/08 10:30

 ニコン(苅谷道郎社長)は8月7日、3.5型ワイドタッチパネル液晶を搭載したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S60」を、9月に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は4万円前後の見込み。

 カメラの背面にタッチパネルの3.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載。電源のオン・オフとシャッターを切る以外の操作すべてをタッチパネルで行えるようにした。

 タッチパネル操作では撮影時に、タッチした箇所にピントと露出を合わせることが可能ほか、ディスプレイに映った人物を選んで設定する顔認識機能が利用できる。写真の再生では、付属のタッチペンを使って撮影した画像に文字やイラストを書き込んだり、フレームやスタンプを貼り付けることが可能。

 CCDは有効画素数1000万画素で、35ミリフィルムカメラ換算で33-165mmの光学5倍ズームレンズを採用。イメージセンサーシフト方式の手ブレ補正機能を備えており、ISOは64-3200まで対応する。

 撮影モードではカメラが最適なモードを設定する「おまかせシーンモード」を搭載。顔認識機能では笑顔になった瞬間に自動撮影する「笑顔自動シャッター」を備えた。カメラとハイビジョン対応のTVを接続して、16:9の画面に最適な出力ができるHDMIミニ端子も内蔵する。

 本体サイズは幅97.5×高さ60×奥行き22mm、重さ145g。カラーはリッチゴールド、パープリッシュブラック、ワインレッド、ロイヤルピンクの4色。