HTC Nippon(HTC、デビッド・コウ社長)は7月3日、事業戦略説明を兼ねたイベント「HTC Nippon スマートフォン ショーケース」を開催。会場では、今月イー・モバイルから発売予定の「EMONSTER lite」を含む国内向けスマートフォン10機種が展示されたほか、スペシャルゲストの美容家IKKOさんによるトークセッションも行われた。


 冒頭、デビッド社長は「07年に、HTCは創業10周年を迎え、この年だけで全世界で1000万台のスマートフォンを販売した。この好調な売り上げにより、以前から注力していたOEMビジネスがHTC全体の売り上げに占める割合が10%以下となった。これは世界市場における我々のブランド戦略が成功を収めているということだ」と説明した。

 一方、国内市場については、それほどブランド認知がされていない点を挙げ「携帯キャリアと戦略的に連携することが重要」とした上で「ユーザーには『HT1100』に加え『EMONSTER lite』というタッチ操作に対応した端末の素晴らしさを伝えたい。(タッチ操作により)複雑なデバイスを簡単に操作できるというのは重要なことだし、それこそが我々の目指すイノベーションだ」と、今後のモバイル機器において、タッチ機能が重要な要素になるとの認識を示した。


 また、海外で発売中の新モデル「HTC Touch Diamond」については「新聞報道によれば、日本でも間もなく発売されるようだ」と非公式な点を強調しながらも発売を匂わせるコメントを残した。


 事業戦略の説明後、NTTドコモのHTC製スマートフォン「HT1100」を愛用しているという美容家のIKKOさんを招いてのトークセッションが行われた。

 間近に迫った七夕にちなみ、織姫をイメージしたウンガロのドレスを纏ったIKKOさんは「昔から機械に弱くて、スケジュール管理などが大変だった。このスマートフォンだと、1台あればPCと同期したスケジュール管理だけでなく、たくさんの機能が使えるので気に入っている。それに女性は爪が長いので、タッチして操作できるのがとても便利」と語り、スマートフォンの使いやすさをアピールした。


 また、これからいろいろな使い方を覚えていきたいというIKKOさんに、デビッド社長が自らスマートフォンの使い方を指南。二人で動画共有サイト「YouTube」を見た後は、「これは(記者の)皆さんにはシークレット」とGoogleマップでIKKOさんの自宅を表示する一幕も。また、「最近、おなか周りが気になっている。友人からは妊娠5か月の妊婦みたいだと言わた」と言うデビッド社長に、IKKOさんが「朝と夜のウォーキングが効果的ですよ」と逆指南する場面もあった。

 会場では、七夕にちなんで短冊に見立てたHTC製端末をぶら下げた笹を設置。トークセッションの最後に、IKKOさんが「魂のきれいな極上のオンナになれますように」と願い事をメール送信した。

 また「スマートフォンはボーダレス。私がオトコとオンナの境界を越えて活動しているように、PCと携帯電話の境界をなくしてしまった」とコメント。締めくくりにデビッド社長も巻き込んで「スマートフォン、どんだけぇ?」とおなじみのフレーズを披露し、最後までイベントを盛り上げていた。