松下、3つのMOSセンサーを搭載したデジタルビデオカメラ、フルHD撮影も

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2008/06/19 13:08

 松下電器産業は6月18日、世界で初めて「3MOS(スリーモス)」を搭載したデジタルハイビジョンビデオカメラに、SDメモリーカードタイプの「HDC-SD100」、ハイブリッドタイプの「HDC-HS100」を7月12日に発売すると発表した。価格はともにオープン。

 「HDC-SD100」は、SD/SDHCメモリカードに記録ができるコンパクトタイプ。一方、「HDC-HS100」は60GBのHDDを内蔵し、HDDとSD/SDHCメモリカードに記録ができる。

 2機種とも、デジタルビデオカメラとしては世界で初めてMOSセンサーを3つ使用した「3MOS」を搭載。センサー受光部を拡大し、最低照度2ルクスでの撮影を実現した。また、オプティカル特性制御や、各種のノイズリダクションを搭載した「新HDクリスタルエンジン」採用により、忠実な階調再現が可能になった。

 画素数は1920×1080のフルハイビジョン(フルHD)撮影に対応。レンズは、光学12倍ズームを採用した。このほか、顔、明るさ、コントラスト、距離の情報から、5つのシーンを自動で認識し、光の露出やコントラストを自動的に制御する「おまかせiA」機能を搭載する。モニタは2.7型ワイド液晶を採用する。

 本体サイズは「HDC-SD100」が幅65×高さ72×奥行き138mm、重さ約320g。「HDC-HS100」が幅74×高さ76×奥行き138mm、重さ約420g。実勢価格は「HDC-SD100」が13万円前後「HDC-HS100」が15万円前後の見込み。