東芝DM社、シリアルATAインターフェイス採用の1.8型HDDで160GBを実現

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2008/06/12 17:05

 東芝デジタルメディアネットワーク社(東芝DM社)は6月11日、シリアルATAインターフェイスを採用し、記憶容量160GBを実現した1.8型HDD「MK1617GSG」と、記憶容量80GBの「MK8017GSG」の量産を、8月から開始すると発表した。

 「MK1617GSG」は、シリアルATAインターフェイス採用の1.8型HDDでは、業界最大クラスの記憶容量160GBを実現。120GBの従来機種「MK1216GSG」と比べ、エネルギー消費効率も約75%向上し、モバイルPC搭載用のHDDとして多様なニーズに対応することができる。「MK8017GSG」は、80GBの従来機種「MK8016GSG」と比べ、3%の軽量化を図った。

 いずれも、1.5Gbpsのデータ転送が可能なシリアルATAインターフェイスを採用し、回転速度は5400rpm。従来機種「MK1214GAH」と比べて回転速度が29%、従来機種「MK1216GSG」と比べて内部転送レートが約17%向上し、より高速なアクセス処理が可能になった。耐振動性、耐衝撃性も向上している。本体サイズは両機種とも幅54×高さ8×奥行き78.5mmで、重さは「MK1617GSG」が62g、「MK8017GSG」が60g。