ヤマハ、パワードスピーカー「MSRシリーズ」のミドルサイズモデル

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2008/05/22 13:14

 ヤマハ(梅村充社長)は5月21日、プロ向けパワードスピーカー「MSRシリーズ」のミドルサイズモデル「MSR250」を発売した。価格は7万2450円。

 「MSR250」は、「MSRシリーズ」の特徴である明瞭な音質とパワフルなサウンドをさらに強化し、運動会や大会議室などの室内外での使用や、ライブハウスといった音楽用途など幅広いシーンで利用することができるパワードスピーカー

 キャビネット部に、内部の音の反射を極力減らす形状と吸音処理を行うことで癖のない音質を実現。ウーファーユニットには、アルミを使用した2.5インチの大口径ボイスコイルを採用し、HFドライバーには高純度のチタン振動板を使用した本格的コンプレッションドライバーを搭載した。磁気ギャップ部には磁性流体を充填させたことで、ボイスコイルの温度上昇を抑制する。また、新設計のクラスDパワーアンプを採用することで、ハイパワーと軽量化を両立した。

 マイクレベルとラインレベルが選択できるXLR端子/フォーン端子(バランス)と、2つのラインレベル信号が接続可能なフォーン端子/RCA端子(アンバランス)を用意。ミキサーからの出力のほか、マイクやシンセサイザーなどの電子楽器まであらゆるソースに対応する。コントロール部は、インプットレベルの調節のほかに2バンドイコライザーを搭載し、入力ソースに応じたきめ細かなレベルや音質調整が行える。

 多様な使用現場を考慮し、軽量でコンパクトなボディーデザインを採用。衝撃と傷に強い素材や堅牢なフロントグリルを採用することで、堅牢性と耐久性を実現した。設置方法は縦の床置きのほか、モニタ用のフォールドバック設置、スピーカースタンド設置などさまざまな設置が可能。本体サイズは幅342×高さ544.5×奥行き298mm、重さは14.1kg。