加賀コンポーネント(高師幸男社長)は4月15日、プロジェクターのブランド「TAXAN」の新製品として、黄色や水色などの色の再現性を高めたビジネス向けDLP方式プロジェクター2シリーズ4機種を、5月中旬に発売すると発表した。

 上位モデルの「PS200シリーズ」は、米テキサス・インスツルメンツの新技術「BrilliantColor」を搭載。カラーホイールに、RGB(レッド、グリーン、ブルー)+W(ホワイト)に加えて印刷の原色「C(シアン)」「Y(イエロー)」を合わせた計6色を採用。黄色や水色の色再現領域が拡大した。カラーホイールの各色に照射する光の量を調節する技術「Variable Illumination」も搭載し、用途に応じた発色が行える。

 このほか、2ステップでセットアップできるなど使い勝手にも配慮した。デザインは従来モデルから一新し、直感的に操作できるボタンを備えるほか、端子部分には接続可能な機器のイラストを描いた。レンズはオートフォーカス、画素は1024×768ドット。価格は、輝度が3000ルーメンの「KG-PS232Xh」が31万9800円、2500ルーメンの「KG-PS232X」が25万9800円。


 一方、コストパフォーマンスにすぐれた「PV100シリーズ」は、4000時間の使用に耐える長寿命ランプを使用するのが特徴。画素や輝度、レンズ以外は「PS200シリーズ」とほぼ同等の機能をもつ。レンズはマニュアルフォーカス、輝度は2000ルーメン。価格は、画素が1024×768ドットの「KG-PV131X」が15万9800円、800×600ドットの「KG-PV131S」が13万4800円。

 2シリーズともに31.3-300型の画面サイズに対応する。入力端子はミニD-sub15ピンが2基、ミニDIN4ピン、コンポジット端子など。サイズは幅260×高さ58×奥行き210mm、重さは約1.9kg。


 なお、いずれもビジネス向け製品だが色に注力したのは、「教育現場において『プロジェクターが投影する映像とPCのディスプレイが表示する色彩が異なる』という指摘が多かった」(同社広報)ため。また、今後はビジネスシーンでのプレゼンテーションでも映像を使う機会が増えることが予想され、その点も考慮した。海外・国内で販売し、海外は中国の教育市場を中心に年間6万台、国内は年間1万5000台の出荷を目指す。