セブン銀行(安斎隆社長)は3月27日、視覚障害者向けATM音声ガイダンス取引サービスを拡大し、4月21日から提携する信用金庫、信用組合、ろうきん、JAバンク、JFマリンバンク、証券会社の約1万3000台の全ATMで提供、ゆうちょ銀行でも5月19日からサービスを提供すると発表した。

 ATM音声ガイダンス取引サービスでは、取り引きに関するすべての操作をインターホンに集中。「引出し」「預入れ」「残高参照」などすべての取り引きが、タッチパネルを使わずインターホンのみで行える。操作中に不具合が発生した場合はコールセンターに自動的に接続し、オペレーターが状況の説明を行う。「インターホンでの取り引き」を選択した時点で、テンキーやタッチパネルでの操作ができなくなり、第三者によるいたずらも防止する。

 プライバシーに配慮し、「紙幣をお受取りください」など通常はATMスピーカーから流れる案内がインターホンのみで流れ、画面への金額表示も行わない。提携金融機関を含め操作フローを統一し、不慣れな人でも操作できるよう詳細に操作方法を案内する。カードを挿入すると「利用金融機関名」を案内し、取り引き終了時には、一部の金融機関を除き「手数料」を音声案内する。

 ATM音声ガイダンス取引サービスは、07年11月からセブン銀行で、08年2月からゆうちょ銀行を除くすべての提携銀行で提供している。今回のサービス拡大により、約500社の提携金融機関で利用可能となる。