マイクロソフト、5GBの保存スペースが無料のオンラインストレージサービス

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2008/02/25 10:12

 マイクロソフトは2月22日、5GBの保存スペースを無料で使用できるオンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」正式版を、日本を含む世界38か国で提供開始したと発表した。

 ウェブプラットホーム「Windows Live」のIDを取得することで、インターネットに接続したPCならどこからでも、5GBの保存スペースを無料で使用することが可能。最大で、楽曲が約1000曲、平均的サイズのオフィスドキュメントでは3万ファイル以上、1200×1200サイズの画像では3万点以上の画像を保存することができる。

 データのアップロードはドラッグ&ドロップで簡単にでき、「個人フォルダ」「共有フォルダ」「公開フォルダ」の3段階から保存・共有方法を選ぶことが可能。「Windows Live ID」を使って、フォルダごとや共有相手ごとに「閲覧者」または「編集者」のアクセス許可レベルを設定することもできる。

 他の「Windows Live」サービスとの連携も可能で、「共有フォルダ」に保存しているファイルを共有する相手をアドレス帳のメールアドレスから選べるほか、「共有フォルダ」「公開フォルダ」の更新情報を「Windows Live」スペースや「Windows Live Messenger」に表示したり、「公開フォルダ」の更新情報をRSSで配信することも可能。

 「個人フォルダ」「共有フォルダ」へのファイル転送は、SSL暗号化通信で保護される。ファイルごとに割り当てられる固有のURLは、電子メールでリンクを送信したり、ブログやホームページにリンク(HTML)を埋め込むなど、さまざまな形で利用することができる。