ソニー、液晶テレビ「BRAVIA」新シリーズ、「壁よせ」設置モデルなど11機種

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2008/02/22 19:08

 ソニーは2月22日、都内でプレス向け内覧会を開催し、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の新製品として、4シリーズ11機種を3月20日から順次発売すると発表した。

 粂川滋・ソニーマーケティング・ディスプレイマーケティング部統括部長は、「今年は北京オリンピックやW杯予選による需要の拡大で、液晶テレビの出荷台数も1000万台が予想される非常に重要な1年。これからは映像に合わせた最適な絵づくり、機器同士の操作性、商品としてのデザインを追及し、ユーザーにアピールしていく」と意気込みを示した。


 ラインアップは、1920×1080画素のフルハイビジョン(フルHD)対応10bitパネルを採用した「F1シリーズ」「V1シリーズ」のほか、2台目需要を見据えた「J1シリーズ」、6色のカラーバリエーションを備える「M1シリーズ」を展開する。

 全機種で地上・BS・110度CSデジタルチューナーを内蔵するほか、新型の画像回路「ブラビアエンジン2」を搭載。画面の動きや明るさに応じてノイズを低減し、より鮮明な画像表示が可能になった。また、インターネットに接続し、テレビ向けネットサービス「アクトビラ」や「アプリキャスト」を利用できる。「M1」シリーズ以外の3シリーズでは、テレビのリモコンでレコーダーやPCなどの対応機器を操作できる「ブラビアリンク」も備える。今回新たにデジタルビデオカメラ「ハンディカム」とテレビサイドPC「VGX-TP1DTW」を対応機器に追加した。

 「F1シリーズ」は、46V型でディスプレイの薄さが約7.4cmという歴代の「ブラビア」シリーズで最薄を実現。壁の強度の問題で、壁掛け設置ができないユーザーが多いという調査結果から、新たに壁にぴったりつけて設置する「壁よせ」スタイルを提案した。46V型と40V型モデルはフルHDに対応するほか、全モデルに純度の高い色を表現する「ライブカラークリエーション」を採用。倍速120コマの表示が可能な「モーションフロー」機能と合わせ、スポーツ中継など動きの速い映像もなめらかに表現する。


 入力端子にはHDMI×3、D5×2、PC入力×1などを備え、様々な機器に対応する。コントラスト比は3000:1で、視野角は上下左右178度。実勢価格は46V型が40万円前後、40V型が29万円前後、32V型が20万円前後の見込みで、発売日は3月25日。なお、32V型がフルHD非対応。

 「V1シリーズ」は、52V、46V、40V型の全てでフルHDパネルを採用。「モーションフロー」機能でなめらかな動きを再現する。「ライブカラークリエーション」には未対応。入力端子にはHDMI×2、D5×2、PC入力×1。コントラスト比は3000:1で、視野角は上下左右178度。実勢価格は52V型が46万円前後、46V型が37万円前後、40V型が26万円前後の見込みで、発売日は4月25日。


 このほか、インテリアにマッチするようブラック、レッド、ホワイト、ブラウンの4色のカラーを揃える「J1シリーズ」や、シルバー、ブラック、ピンク、ブルー、オレンジ、グリーンの6色で展開し、持ち運びやすいよう本体にハンドルが付く小型テレビ「M1シリーズ」も発表。買い替えや、2台目のテレビとしての買い増し需要を狙う。


 「J1シリーズ」の実勢価格は32V型が17万円前後、26V型が15万円前後、20V型が11万円前後の見込みで、発売日は3月20日。一方「M1シリーズ」の実勢価格は20V型が11万円前後、16V型が9万円前後の見込みで、発売日は3月25日。

 このほか、今回発表した商品のうち9機種で、製品製造過程で発生する発泡スチロール廃材などを、プラスチック部品の一部として再生使用した。新材を使った場合と比較して生産時で約30%のCO2を削減し、環境に配慮した点をアピールした。消費電力の面でも、省エネ法に基づく省エネ達成率148-179%を達成したという。