マイクロソフト、「Windows Vista SP1」の開発を完了、3月中旬には提供へ

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2008/02/06 11:01

 マイクロソフトは2月5日、「Microsoft Windows Vista Service Pack 1日本語版(Windows Vista SP1)」の開発が完了したと発表。3月中旬には同社のウェブサイト「Microsoftダウンロードセンター」や、Windows Updateのほか、企業向け「Windows Server Update Services(WSUS)」などで配布し、4月中旬から自動更新でも配信する予定。

 07年1月に発売した最新OS「Windows Vista」向けに、発売以降修正パッチとして提供した500以上の更新プログラムの累積と、ユーザーからのフィードバックをもとに開発。対応デバイスの拡大、アプリケーション互換性の向上、バッテリー寿命期間の改善、セキュリティ強化、信頼性の向上、パフォーマンスの向上の6分野で、機能の強化や追加を図った。

 具体的には、ファイルのコピー、シャットダウン時間および休止状態からの復帰時間を短縮。「Windows BitLocker ドライブ暗号化マルチボリューム」や「Windows BitLocker ドライブ暗号化マルチファクター」機能を追加したほか、生体認証によるスマートカードログオンへの対応や、グループポリシー項目の拡充なども行った。