タムロン、デジタル一眼レフ専用で10-20mmの超広角ズームレンズ

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2008/02/01 17:00

 タムロン(小野守男社長)は、デジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズ「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF](Model AB001)」を開発したと発表した。価格、発売日は未定。

 デジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズ。10mmから24mmのワイド域に対応し、35mmフィルムカメラ換算で16-37mmレンズとほぼ同等の画角で撮影できる。最短撮影距離は、ズーム全域で0.24m。F値は3.5-4.5で、従来モデルの「SP AF 11-18mmF/4.5-5.6」レンズと比べて焦点域、明るさともに向上しながら、フィルター径は同様の77mmに抑えた。

 HID(高屈折率高分散)レンズ1枚、LD(特殊低分散)レンズ2枚を使用し、軸上や倍率の色収差を低減する。ほかにも特殊な材質のレンズを複数枚使い、撮影の性能を上げた。また、レンズ面の光の反射を抑えるマルチコートやインターナル・サーフェイス・コーティングを採用し、ゴーストやフレアを低減する。

 標準で遮光性の高い花形フードが付属し、対応マウントはニコン用、キヤノン用、ソニー用、ペンタックス用を用意する。