ソフトバンクモバイルは1月21日、21時-深夜1時までを除き、加入者同士は無料で通話できる「ホワイトプラン」の月額料金が加入後3年間無料になる、学生向けの割引サービス「ホワイト学生割」を開始すると発表した。2月1日から5月31日までの期間限定で受け付ける。会見した孫正義社長は、「学生にも選んでもらえるソフトバンクとなるようにやっていきたい」と意気込みを述べた。

 「ホワイト学生割」は、ソフトバンクの3G携帯電話を購入し、新規加入する学生を対象に、3年間、通常は月額980円の「ホワイトプラン」を0円、同1029-4410円の「パケットし放題」の料金を0円-4410円の特別価格で提供するもの。デコメールの素材やゲーム、コミックなどのコンテンツを利用料無料でダウンロードできる専用のポータルサイト「コンテンツ学割クラブ」も3月1日に開設する予定。ソフトバンクでは、新割引サービスをテコに累積シェア7%という学生ユーザーの拡大を図る。



 なお、「ホワイト学生割」の申し込みには、パケット定額サービス「パケットし放題」と月額315円の「S!ベーシックパック」の加入が必要。学生は、小学生・中学生・高校生・専門学校生・大学生が対象で、契約の際には、ソフトバンクショップなどの店頭で学生証などを提示し、学生であることの確認手続きを行わなければならない。20歳未満は親の同意書も必要になる。

 孫社長は「ホワイト学生割」の狙いについて、「ARPU(顧客1人当たり月間利用料金)が一番高く、一番高額な端末を買っているのは学生。これまで弱かった学生向けのサービスを始めることで一気に学生に愛されるソフトバンクになって、学生ユーザーでも契約数で純増ナンバーワンになりたい」と述べた。


 しかし、今回の割引サービス導入による減収の影響も懸念されるため、まずは5月末までの期間限定で受け付ける。その後、収益面などを検討し、継続するかどうかを決定する。ただ、孫社長は「やってみないとわからないが、割引サービスでARPUが少なくなっても、その効果でユーザーが増え、数が多くなることでやっていける」と自信を示した。また、既存のユーザーに対する施策も4月1日に発表すると明らかにした。