アップル、最薄部0.4センチのモバイルノート「MacBook Air」

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2008/01/16 16:16

 アップルジャパンは1月16日、13.3インチワイド液晶を搭載した最薄部0.4cmのノートパソコン「MacBook Air」を発表した。同日から販売を開始し、2週間後から順次出荷する予定。

 モバイル向けに光学ドライブ、有線LANポートを省き、最薄部0.4cm、最も厚い部分でも1.94cmと、薄型化を図った。また、指先でピンチ、回転、スワイプすることができるマルチタッチジェスチャーに対応した大型のトラックパッドを採用。iPod touchと同じように、直感的に操作できる。

 きょう体は耐久性の高いアルミニウム製で、ディスプレイ上部にWebカメラとして使える、iSightカメラを内蔵する。CPUはMacBook Air向けに特別に設計した、1.6GHzまたは1.8GHzで動作する「Core 2 Duo」を搭載。メモリは2GB、HDDは80GBで、HDDはオプションで64GBのソリッドステートドライブ(SSD)に変更することも可能。ワイヤレス機能はIEEE802.11nとBluetooth 2.1 +EDRに対応する。USBポートは1基のみ。バッテリー駆動時間は最大5時間。本体サイズは、高さ0.4-1.94×幅32.5×奥行き22.7cm、重さは1.36kg。

 価格は、1.6GHzのCore 2 Duoと80GBのHDDを搭載した標準構成の場合で22万9800円、CPUを1.8GHzのCore 2 Duoにアップグレードし、64GBのSSDを選択した場合は38万8400円。別売りで、USB接続のコンパクトな外付けドライブ「MacBook Air SuperDrive」も用意する。価格は1万1800円。

 また同時に、Macシリーズ向けの最新OS「Mac OS X 10.5 Leopard」に搭載されている「Time Machine」機能と連動し、ワイヤレスでデータを自動的にバックアップできる無線LAN対応のHDD「Time Capsule(タイムカプセル)」を発表した。LAN接続HDDとフル機能のWi-Fiベースステーションを統合し、802.11n対応の無線LANルータとしても利用できる。価格は、500GBモデルが3万5800円、1TBモデルが5万9800円。