ドコモ、携帯電話とBluetoothで接続する骨伝導レシーバマイク

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2007/11/28 20:25

 NTTドコモは11月27日、携帯電話の受話器の役目を果たす骨伝導レシーバマイク「サウンドリーフプラス(Sound Leaf+)」を08年2月下旬に発売すると発表した。

 「サウンドリーフ」シリーズは、携帯電話での通話をサポートするためのユニバーサルデザイン商品として06年に発売。従来はコネクタで接続するタイプだったが、「サウンドリーフプラス」では、Bluetoothを搭載しワイヤレスで利用できるようになった。

 従来品と同様、圧電式による骨伝導技術を使い、音の振動を骨(頭部)から聴覚神経に伝えることで、聴覚障害者の受話器や騒音下の通話時などに活用できる。音をより聞き取りやすく、また骨部に当てやすいよう、骨伝導スピーカーにゴム状の弾性体「エラストマー」も装着した。

 「骨伝導」と「テレホンコイル(Tコイル)」の2つの機能を搭載し、補聴器(Tコイル付)を装着している人でも明瞭な通話が可能。聴覚障害者は、通話の相手が男性か女性かによって聞き取りが難しい場合もあるため、通話中にセンターボタンで低域/通常/高域の中から聞き取りやすい音域に設定を切り替えることができる。このほか、「無指向性マイク」と「指向性マイク」のダブルマイクを搭載し、激しい騒音下でも、相手側には周囲の騒音を低減した送話が行える。

 対応端末はBluetooth搭載のFOMA。折りたたみ時の本体サイズは高さ115×幅30×厚さ26.5mm、重さは45g以下。カラーはブラックブルー。電源は単4乾電池×2本で、連続通話時間は約15時間。

NTTドコモ=http://www.nttdocomo.co.jp/
「サウンドリーフプラス」=http://www.nttdocomo.co.jp/product/option/about/soundleafplus/index.html


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