日立、対話型サービスロボット、障害物をよけて歩行もできる

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2007/11/22 13:42

 日立製作所(古川一夫執行役社長)は11月21日、機敏で小型・軽量の対話型サービスロボット「EMIEW(エミュー) 2」を開発したと発表した。

 「EMIEW 2」は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「次世代ロボット実用化プロジェクト(プロトタイプ開発支援事業)」の一環として開発された「EMIEW」の技術をベースに、さらに技術を発展させたもの。

 今回、機敏な動作と安全性を確保するため、オフィスでの使用を想定した場合の最適な身長として、高さを80cmに設定。重さも成人女性の可搬重量の基準とされる15kgを下回る13kgにした。移動時は、「EMIEW」で開発した2輪による時速6kmの高速移動動作を継承するとともに、停止時や作業時は安定した4輪姿勢に変形できる「脚車輪型移動機構」を採用した。

 「EMIEW」に搭載した音声コミュニケーションや、歩く人の間を縫って移動する「障害物回避技術」に加え、自ら生成した地図を用いて目的地へ自動で到達する「自律移動技術」も搭載した。これにより、オフィスの通路や机の配置に応じて自分で経路を見つけ、行きかう人の間を縫って訪問者を目的地に案内したり、飲み物や書類を届けることが可能になった。

 今後、オフィスの訪問者の案内や巡回監視など、具体的なサービス実現に向けた技術開発を進めるとともに、その効果の実証のためのプラットフォームとして活用していく予定。

日立製作所=http://www.hitachi.co.jp/


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