川崎重工業は11月19日、車載用ニッケル水素電池「ギガセル」を搭載した次世代型路面電車「SWIMO(スイモ)」が完成したと発表した。

 車載用に密閉・コンパクト化したニッケル水素電池「ギガセル」を座席下に搭載し、バリアフリーに対応した広い低床スペースを確保。また電池駆動により架線が不要で、都市景観の保護や路線の新設や延伸が容易になる。さらにブレーキをかける際に発生する電力を蓄えることで大幅な省エネルギーも実現する。

 大容量・高速の充放電に適した「ギガセル」は、鉛やナトリウム、リチウムのような有害物を使用せず、分解容易な構造を採用しているので、リサイクル性にも優れている。

 今後は、5分間の急速充電により搭載電池容量の2割の電力を蓄え、追加充電なしに10Km以上走行できることを実証するほか、積雪寒冷地での走行試験なども行う予定。

川崎重工業=http://www.khi.co.jp/


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