KDDI研究所、プロ・アマ動画を自動判別する著作権侵害コンテンツ検出技術

ニュース

2007/10/31 10:21

 KDDI研究所(秋葉重幸所長)は10月29日、動画コンテンツを「プロが制作したもの」か「アマチュアが撮影したもの」かを判別し、著作権侵害コンテンツを検出する技術を開発したと発表した。

 「YouTube」などの動画共有サイトで、テレビ番組などの著作権侵害コンテンツが不正に投稿される状況に対応するためのもの。プロとアマチュアでは、撮影機器や撮影技術、制作工程などの違いがあることに着目し、これらの違いがあらわれる映像特徴や音響特徴を、KDDI研究所独自の技術で高度に解析する。これにより、98%という高い精度で自動判別ができる。

 この技術を用いれば、膨大な数の動画コンテンツの中から違法性の高い動画コンテンツを自動かつ高速に見つけられるため、排除に必要な労力を大幅に低減できる。また、動画コンテンツそのものの特徴を解析するため、著作権侵害コンテンツのデータベースへの事前登録が不要で、一度も投稿されたことがない新規の動画コンテンツにも有効となる。

 さらに同技術は、「動画コンテンツ検閲エンジン」として動画共有サイトのサーバーなどに組み込むことが可能。動画コンテンツが投稿された段階で検閲エンジンが違法性を評価、違法性が高いと判断された場合にはその動画コンテンツを公開しない、などの対策により動画コンテンツの著作権を保護できる。

KDDI研究所=http://www.kddilabs.jp/


■関連記事
CCD、デジタル著作権管理に共通コードを提案、望ましいDRMのありかたとは?
KDDI研など、ワンセグ向け超軽量で高速の暗号処理技術「K2」、実用化にめど

オススメの記事