イーフロンティア、簡単にオリジナル曲が作れる自動音楽生成ソフト

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2007/10/15 21:40

 イーフロンティア(安藤健一社長)は、自動音楽生成ソフトの最新版「Band-in-a-Box 16 Windows」を11月16日に発売すると発表した。

 同時に、2500以上のデモソングデータと1500以上のスタイルデータを追加収録した「Band-in-a-Box 16 Windows MegaPAK」も発売する。価格は「Band-in-a-Box 16 Windows」の製品版が1万3440円、バージョンアップ版が7350円、「Band-in-a-Box 16 Windows MegaPAK」の製品版が2万6040円、バージョンアップ版が1万8690円。


 「Band-in-a-Box」は、コード進行と音楽スタイルを指定するだけで、ドラム・ベース・ギター・ストリングス・ピアノ・メロディー・ソロなど、各パートの伴奏を自動的に作成することが可能。コード進行が同じでも、音楽スタイルやパターン、拍子、テンポを変更することで、作曲のバリエーションを無限に広げることができる。トップスタジオドラマーの実際の演奏を録音して作成した「リアルドラム」を新たに搭載し、従来のMIDIドラムと置き換えて演奏することもできる。

 最新版では、オーディオファイルからのコードの自動検出に対応。MP3・WAV・WMAなどのオーディオファイルを読み込んでコードを自動的に分析し、「Band-in-a-Box」のコードシートに書き込めるほか、テンポやキー、チューニングの分析も行える。読み込んだオーディオファイルは「Band-in-a-Box」の小節線に合わせて再生できるため、ファイルにはないパートを新たに追加・再生することも可能。既存のメロディーと選択したジャンルをもとにコード進行を生成する機能も備えた。

 また新たに「サウンドトラック生成機能」を搭載し、ジャンルや曲全体の長さ、演奏楽器、フェードイン/アウトの長さなどを指定するだけで、簡単にオリジナルサウンドトラックを作成できるようになった。作成したサウンドトラックは、MP3・WMV・WMA形式のオーディオファイルに保存でき、著作権フリーのBGMとしてビデオやウェブに自由に使用できる。

 このほか、オーディオ録音の際に一部のみを再録音できる「パンチイン録音」や、作曲した複数の音楽からMP3などのオーディオファイルの一括作成、メロディーの影響を受けたソロの生成、ゲーム感覚で聴音が練習できる「耳のトレーニング」などの機能も盛り込んだ。対応OSはWindows Vista、XP。

イーフロンティアhttp://www.e-frontier.co.jp/
「Band-in-a-Box 16 Windows」


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