小田急電鉄、引退から現役までCGで車両を再現、バーチャル鉄道博物館

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2007/10/12 16:22

 小田急電鉄は10月11日、小田急線開業80周年を記念し、10月14日の「鉄道の日」にあわせて、同社のホームページ上に「小田急バーチャル鉄道博物館」をオープンすると発表した。

 「小田急バーチャル鉄道博物館」は、CGで制作した3D世界の仮想鉄道博物館。歴代の名車両や沿線の歴史が分かる写真を公開するなど、小田急線開業以来80年の歴史を楽しめるさまざまなコンテンツを用意する。

 「車両展示室」では、初代ロマンスカーをはじめ、引退した車両から最新の通勤車両4000形まで、小田急を代表する10車種を3Dで忠実に再現。車両は自由に回転させることができ、CGムービーで開業当時の風景に最新車両を走行させることもできる。「沿線フォトヒストリー」では、小田急線を6エリアに分け、1927年の小田急線開業から現在に至るまでの歴史や街が発展していく様子を、当時の写真や解説文を交えて紹介する。

 「小田急資料室」では、引退した車両や現役の車両、過去のイベント列車など、小田急の車両の画像や概要を閲覧することが可能。特急/一般車/気動車/モノレール/特殊運行・塗装車/集合写真などの車両形態別や、1940年以前-2007年現在の年代別での検索も行える。記念乗車券や当時の制服といった懐かしい資料も多数紹介する。
 
 「クイズ・ザ・オダキュー」では、小田急に関するクイズを初級・中級・上級の3つのレベルで用意。各レベルの出題に5問連続で正解すると、オリジナル壁紙やペーパークラフト、スクリーンセーバーなど、ここでしか手に入らないオリジナル賞品をダウンロードすることができる。さらに、特製プラレールや携帯ストラップなど、小田急関連グッズを購入できるインターネットショップ「オンライン トレインズ」に飛べるようにする。

小田急電鉄=http://www.odakyu.jp/
「小田急バーチャル鉄道博物館」(10月14日オープン)=http://www.odakyu.jp/museum/