主流はハイビジョン! 画質と記録媒体で選ぶデジタルビデオカメラ

特集

2007/09/25 13:30

 フルHD画質で撮影できるモデルやブルーレイディスク対応モデルが登場するなど、多様化するデジタルビデオカメラ。選ぶポイントは、画質と記録媒体だ。

=本記事は2007年9月時点の内容です。最新の内容の記事はこちら

予算が十分ならハイビジョン対応

 デジタルビデオカメラを選ぶときに、最初にチェックするのは「画質」だ。大きく分けて、解像度が720×480のSD画質と1440×1080のHD画質、1920×1080のフルHD画質の3つがある。HD画質とフルHD画質がハイビジョンで、高精細で美しい映像が特徴。2011年のアナログ放送終了に向けて、ハイビジョンが映像画質のスタンダードになっていくことを考えると、予算が許せばフルHD画質かHD画質のモデルを選んだほうがいい。フルHD対応はソニーの「HDR-SR7」、HD対応はビクター「GZ HD3」などがある。SDタイプは、価格が約5?7万円なので、デジタルビデオカメラをお手頃価格で手に入れたい人におすすめ。例えば、パナソニックの「VDR-D310」がある。



多様化する記録媒体 特徴をチェックして選ぼう

 次のチェックポイントは「記録媒体」だ。HDD、DVD、メモリカード、DVテープの4種類があり、それぞれ使い勝手が大きく異なる。8月のBCNランキングを記録媒体別に見ると、40%以上のシェアを獲得して一番人気を集めたのはHDDタイプ。記録時間が長いことが大きなメリットで、ハイビジョンの標準画質なら容量100GBあたり約30時間記録できる。撮影した映像は、HDDの容量がいっぱいになる前にPCやレコーダーに転送する必要があるので、それらの機器で映像を編集することが多い人に向いている。ソニーの「HDR-SR8」などがある。

 DVDタイプは映像をメディアに残すので整理が簡単で、DVDプレーヤーで気軽に楽しめるのがメリットだ。ただしハイビジョン画質を記録した場合、AVCHD対応のDVDプレーヤーでないと再生できないので注意しよう。弱点は、記録時間が短いこと。片面2層のDVDメディアでも、ハイビジョンの標準画質を記録時間は約45分。長時間撮影なら、DVDを複数枚用意しよう。日立「DZ-HS403」など、HDDとDVDの両方で記録できるハイブリッドタイプもある。


 ビデオカメラにコンパクトさや軽さを求めるなら、パナソニック「HDC-SD5」などのメモリカードタイプが最適だ。ほかのタイプと比べてメディア自体が軽量でサイズも小さいので、女性や子どもでもらくに撮影できる。衝撃に強く、バッテリのもち時間も長いという特徴もある。

 DVテープタイプは、すでにデジタルビデオカメラをもっていてDVテープを使い慣れた人向けだ。キヤノン「HV20」などがある。ただし、ほかのメディアと違い、撮影時には上書きをしないようにテープの空き部分を探したり、再生時にも見たいシーンを探すのに早送りや巻き戻しをする必要がある。


 今後の注目は、次世代DVDのBD(ブルーレイディスク)に記録するタイプだ。容量7.5GBの8cmBDに、フルHD画質でおよそ1時間撮影できる。ディスクをそのままBDプレーヤーで再生できる手軽さが魅力だ。現在のところ、BDに対応するモデルは日立の「DZ-BD7H」と「DZ-BD5H」のみ。今後、対応モデルが増えていくのは間違いない。


画質と記録媒体以外のチェックポイント

 画質と記録媒体以外に、ズーム倍率や手ブレ補正の有無などもチェックしよう。特に手ブレ補正は、初心者が子どもなどの動く被写体を撮影するときに必須の機能だ。また、重量も重要なチェックポイント。長時間ビデオカメラを構えたり旅行に持ち歩いたりする場合、本体のわずかな重さの違いで使い勝手は大きく変わる。できるだけ軽いモデルを選びたい。

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