ソニー、音楽にあわせて踊って転がるオーディオプレーヤー「Rolly」

ニュース

2007/09/10 21:31

 ソニーは9月10日、小型オーディオプレーヤー「Rolly(ローリー)」を9月29日に発売すると発表した。手のひらサイズの卵型のオーディオで、再生する音楽にあわせて踊るように動くのが特徴。ソニーのオーディオ技術と犬型ロボットAIBO(アイボ)」で開発したロボット制御技術を組み合わせた。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

 左右に180度水平対向配置ステレオスピーカーを搭載。どの位置からでも音楽を楽しめる。さらに設置した机や床などに音を反射させて本体上部に立体的な音像を作り出すため、音の指向性が少ない。そのため小型サイズでも高音質を実現した。



 本体のアーム部、ショルダー部、ホイールが音楽にあわせてダンスを踊るような動作をする。動きは3つのモードで設定が可能。動作が本体に保存されていない場合に内蔵メモリに登録された音楽を本体の解析ソフトを使って自動で動作を作成する「セルフモーション機能」、付属のPCソフト「Motion Editor」で音楽にあわせてボタン1つで簡単に動作を生成する「おまかせオートモーション機能」、ソフトで、自分で動作を作って動かす「カスタムモーション機能」の3つを用意した。



 本体には電源スイッチとプレイボタンのみを設置。曲送りや音量調整などはセンサーを使い本体そのものを動かしたり、本体のホイールを回転させるなどの操作を行う。再生している音楽のリストは、本体のサイドランプや音声読み上げ機能で知らせる。

 1GBのメモリを内蔵しており、PCとUSBで接続し、音楽管理ソフト「SonicStage CP」を使って音楽を転送することが可能。Bluetooth機能も搭載しており、Bluetoothに対応するPCや携帯電話と接続すればスピーカーとして使用できる。モーション機能も利用可能で、再生中の音楽にあわせて動作を楽しむこともできる。



 再生可能な音楽ファイルはMP3、ATRAC、AAC。本体サイズは幅104×高さ65×奥行き65mm、バッテリー含む重さは300g。スピーカーの最大出力は1.2W+1.2W。連続再生時間は、音楽再生時で約5時間、音楽とモーション再生時で約4時間。Bluetooth通信を使用時は、音楽再生時で約4時間30分、音楽とモーション再生時で約3時間30分。

 商品開発を担当した、同社のオーディオ事業本部新規ビジネス商品部2課の大口伸彦統轄課長は、開発のコンセプトなどについて、次のように語った。


――開発の狙いは

「コンセプトは、『聞く楽しみに加えて、見て楽しむオーディオ』。そのためにプレーヤーが動くという機能をつけました。音楽を楽しむだけではなく、プレーヤーの操作と音楽に合わせた動きを目でも楽しんでもらえればと思っています。スピーカーは本体と一緒に動くため、音場も変化してしまいますが、その音の変化も楽しんで聞いて欲しい」

――開発で苦労した点は

「Rollyは本体内に6つのモーターを内蔵しており、AIBOで培ったロボット制御技術を使用して音楽にあわせて動くようになっていますが、それぞれモーターの制御に苦労しました」

――今後の販売戦略は

「音楽と動きを楽しむというこれまでにない分野の製品なので、まず新しいもの好きで音楽を楽しんでいる20?30代の男女を突破口にして、ユーザーのすそ野を拡げていきたい。また、ウォークマンと同じ売り場で販売することで、知名度も上げていきたいと考えています」

ソニーhttp://www.sony.co.jp/
「Rolly」=http://www.sony.co.jp/rolly/


■関連記事
ソニー、新音楽プレーヤー「Rolly」の発売をサイトで予告
ソニー、ヘッドホンのように頭に装着する新スタイルのスピーカー
ソニー、「『BRAVIA』は第3章へ」、70V型など年末モデルを発表
ソニー、αシリーズ第2章の「α700」を発表、シェア10%以上を目指す
ソニー、1.8型カラー液晶と高音質技術を搭載した「ウォークマン」Sシリーズ

オススメの記事