ソニー、デジ一眼「α」用14倍ズームレンズなど3本、春には高性能ズームも

ニュース

2007/09/07 16:13

 ソニーは9月6日、デジタル一眼レフカメラ「α(アルファ)」用の交換レンズを11月16日に発売すると発表した。いずれもズームレンズで、焦点距離が16-105mmの「DT 16-105mm F3.5-5.6『SAL16105』」、18-250mmの「DT 18-250mm F3.5-6.3『SAL18250』」、55-200mmの「DT 55-200mm F4.5-6『SAL55200』」の3本。

 「SAL16105」は35ミリフィルムカメラ換算で焦点距離が24-157.5mmの6.6倍標準ズームレンズ。ED(特殊低分散)ガラス1枚と非球面レンズ2枚を使用する。円形絞りのため円に近いきれいなボケ味を楽しめるほか、インターナルフォーカシングの採用でスムーズなAFを実現する。価格は7万3500円。



「SAL18250」は、35ミリフィルムカメラ換算で27-375mmと14倍の高倍率ズームレンズ。EDガラスを2枚、非球面レンズ2枚を使った。最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は0.29倍でマクロ撮影も可能。ズームロック機構を採用し、レンズを下にした場合などでレンズ自身の重さで鏡筒が伸びることを防ぐ。円形絞りやインターナルフォーカシングを採用した。価格は8万850円。

一方、「SAL55200」は軽量タイプの望遠ズームレンズで、全長85mm、重さが295g。焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で82.5-300mm。最短撮影距離は0.95mm、最大撮影倍率は0.29倍でマクロ撮影でも利用できる。価格は4万2000円。

 ソニーでは開発中のレンズ「700-300mm F4.5-5.6G SSM」も同時に発表した。「700-300mm F4.5-5.6G SSM」は、色やズームレンズ特有の画像の歪曲といった収差を抑え高い画質を追求したレンズシリーズ「Gレンズ」のズームレンズ。SSM(超音波モーター)を内蔵しており、高速なAFが可能。発売は08年春の予定で、価格は未定。


ソニー=http://www.sony.co.jp/
「αレンズ」


■関連記事
本日の機種別ランキング(デジタル一眼レフカメラ)
ソニー、デジタル一眼「α」に中級モデル、有効1224万画素の新CMOS採用で
ソニー、αシリーズ第2章の「α700」を発表、シェア10%以上を目指す