ソルダム、フロント部からの吸気量を自在に調整できるフルアルミPCケース

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2007/07/06 17:44



 ソルダムは、フロント部からの吸気量を自在に調整できる「可変吸気機構」を採用したフルアルミPCケースALTIUM(アルティアム) VR2000」を7月5日に発売した。直販サイト「WiNDy Online」限定モデルで、価格は3万6750円。カラーはソリッドシルバー、ソリッドブラックの2色。

 フロントマスクにダイレクト吸気用のインテークホールを設定し、開口面積を変更できる「可変吸気機構」を搭載。PCの仕様やパーツ実装状態に応じてPC内部へのフレッシュエア導入量を任意に調整可能できるようにした。冷却ロスが極めて少ない「独立ニ系統エアフロー機構」も採用し、可変吸気機構とあわせて「VAIDAS」と名づけた。

 前面吸気孔の開口面積は、すべて閉めた状態(クリアランス分で約3%開口)から全開時80%開口まで可変的に調節可能。たとえば、PC内部の発熱量が比較的低い場合は、インテークホールを閉じ、フロントマスク下部に設定されたレギュラーインテークホールからの導入に限定することで、内部ノイズの漏音を抑え、静音化を図ることができる。インテークホールを徐々に開口していけば、吸気効率を高め冷却性能を向上させることも可能。

 また、スタンダードタイプながら高い剛性を持つ次世代フルアルミシャシーを採用した。規格はATX/Micro-ATX。拡張ベイは、5.25インチベイ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6。サイズは高さ443×幅209×奥行き514.5mm、重さは6.5kg。

 同製品をベースに、高い冷却性能を維持しながら静音性を高めた「S-TUNE(サイレント・チューン)モデル」も同時に発売した。価格は3万450円。カラーはソリッドシルバー、ソリッドブラックの2色。